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19911004 中島らものますます大丈夫い悩み相談室

海部首相時期総裁選不出馬表明 軽はずみ乱心「重大決意」宣言で自ら墓穴 後任に人なし 竹下派は候補者なし 宮沢氏渡辺氏三塚氏がかねてから出馬を表明している 宮沢氏はともかくあとの二人は物足りない 政治家のための政治 今に始まったわけではないのだけれど政治的不毛が続く どの時代と対応させて考えようか 源頼朝が革命するまでの 織田信長が現れるまでの あるいは黒船が訪れ明治維新が始まるまでの 混乱と比較しようか 今6日午後9時NHKスペシャル「遅すぎた帰郷~ユ・ホンジュンさんの長い旅」を聞いている 「サハリン残留韓国・朝鮮人のその後」の副題 日本はひどいことをした 「相談室」のらも氏が表紙で持っているギターはあの「ゾウサン」ではないか

   * [中島らもの特選明るい悩み相談室〈その1〉ニッポンの家庭篇] 中島らも

 『中島らものますます明るい悩み相談室』 「結局死ぬと思うと何もかもむなしい/私はもう三年も前から悩んでいます。人間は最後には死ぬのに、どうしてみんな一生懸命生きるのですか。最後に何かごほうびをもらえるわけでもないのに、ゴールについて何かいいことあるわけでもないのに・・・。どうして私たちは努力しsたり勉強したり恋したりして苦しみ悩むのですか。友人や親にきいても納得のいく答えを出してくれません。今のままだと何を始めようにもむなしくてできません。(新潟・疑問を抱く少女・16歳)//以前、テレビである小学生から、「人はなぜ死ぬのですか」と尋ねられました、僕は不意をつかれて「うろ」が来たので、思わず「それは人が死なないと葬儀屋さんが困るからだ」と「とんち」で逃げてしまいました。ちゃんと答えるべきだったと思います。/人間をはじめ生き物が死ぬのは、DNAの中に「生長―衰退―死」というプログラムが書き込まれているからです。それは「種」を存続させるためには、種がたくさんの個体数に分かれて生殖しては死ぬ、というパターンが一番合理的だからです。大きなものが少なくいるよりは、小さなものがたくさんいる方が、たとえば大地震のようなものがあっても生き残る確率が高くなります。ひとつの個体が無際限に生きるよりは、短期間で死んで新個体を残していくほうがいいのです。地球の環境が大きく変わってもそれなら変化して適応していけるからです。たとえば僕の体は一個ずつの細胞の集合でできていますが、個々の細胞は三ヵ月サイクルで新陳代謝しています。細胞は死にますが、そのおかげで僕は生きています。これと同じことで、僕とあなたは別々の個体ですが、ともに「人間」を構成している細胞の一つなのです。この「人間」がいつも新しく元気でいるためには、我々「個」の死と新しい「個」の出現が必要なのです。死ぬというのはそういうことで、つまり「小さな僕=細胞」は死んでも「大きな僕=人間」は生きているわけで、そう考えると死ぬことは別にむなしくありません。/個の細胞はちっぽけな存在ですが、その一生の中には必ず一度か二度「生きていてよかった」と思う瞬間があります。それは明日かもしれないし、三十年先かもわかりません。だからとりあえず今日はご飯を食べて明日まで生きてみることが大事なのです。」

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