19911111 アルプスの山の大丈夫(ハイヂ)
小学校四年生の時「小学館少年少女世界の文学」以来の「ハイヂ」読書 何度読んだか知れないダイジェスト版と三十三歳になっての野上弥生子訳による版 今も昔のフランクフルトのハイヂが哀れでならなかったなあ 僕もやはり学校に行ってる間や親といっしょにいるときは籠の鳥みたいな気分でいたのかしら 電車の中で読みながらときどき目頭が熱くなりました いつもの定食屋で定食 店のTVではNHK総合「地球ファミリー「オロロン鳥の乱舞する島~サハリン・チュレニー島」狭い断崖での産卵と子育て」 懸命に巣立ちする雛の姿にまた目頭が カモメに食い殺されたり ハイヂのせいだ 利尻島も昔は島にそのオロロン鳥とかいう鳥をその島の中に飼っていたのだろうけど 今や
『アルプスの山の娘―ハイヂ (岩波文庫)』 ヨハンナ・スピリ 野上弥生子訳 善意の人しか登場しない話 子供の話として優れているかどうかは疑問 大人が読んで子供にはこんな本がいいんじゃないかしらと思わせる本ではあるが 野上さんの訳は自然で癖がなくてよい 原書は何語で書かれているのか知らないけれど原書で読んでみたい いつかきっとね

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