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19911205 半七大丈夫帳(一)

最近の田原の大雑把な説によれば日本の歴史は四百年単位で大きな変革期をむかえる 最初の変革は西暦八百年頃の平安遷都 それからの四百年の中期貴族文化は最盛期をむかえる 次の千二百年は源頼朝による武家政権の発足 中世の始まりと日本仏教の最盛期と政治的混乱の果ての終わり 千六百年は言わずと知れた徳川幕府の始まり そうなると明治維新はたいした事件ではなくなる そして我々はまた近世に生きていることになる そうだろう 織田信長から徳川家康による日本封建社会の遺風によって明治以降の人間も生きてきたのだ その遺風もそろそろ現代人には やっと そぐわなくなってきた 明治維新は黒船なしでは起こりえなかったし明治以降の日本の歴史は日本人の黒船ショック
 『半七捕物帳(一)』 岡本綺堂 からの立ち直りの歴史だったともいえる 軍事大国化と経済大国化 「大国幻想」日本が世界に対して黒船 電子立国してしまったからね になりつつある そしてこの四百年 広義の徳川時代の文化的頂点は明治・大正・昭和ではなく江戸の中期から後期にあった そんな気にさせるな「半七捕物帳」という書物



   * [半七捕物帳〈1〉] 岡本綺堂

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