20000716 朴延恩さんとの三日間・三日目
午前、家族と朴延恩さんで、江別市ふれあい農園の田原家の小さな畑へ。
ソウルッ子の延恩さんは、はじめて畑を見たと歓心しきり。なんと、にんじんが土の中になっていることすら知らなかったのだ!
緑の多い江別の風景も気に入ってくれている様子。
午後、家族と朴延恩さんは、買い物へ。
「おとうさん」(と延恩さんに呼ばれているのだ)は家でサッカーTV観戦。
夕方、アイヌ民族のことをもっと知りたいという延恩さんを連れて、上の娘と北海道開拓記念館へ。
大和民族が、周辺の民族にとって、迷惑な存在であったことは間違いない。今はどうか。未だに、かもしれない。
その大和民族として、「他人の土地」北海道に生まれた身としては、迷惑をこうむった民族の女性に、また別の迷惑をこうむった民族のことを説明するのは、難しい。
booxbox.com の紹介ページには、「人間同士の、多様性を保ったままの、共存。/「マジョリティよりマイノリティを、中心より周縁を」をテーマに、マジョリティを、中心を、逆照射してみたい、そんな思いをベースに、コンテンツを生み出していきたい、とbooxbox.comは考えます。」と書いてはいるけど。
うつろな響きの言葉だけならなんとでも言える。(最近は、反省・自戒ばかりしている気がするが)もっと、地に足の着いた人間にならなくちゃね。
自宅で、手巻き寿司の夕食。
午後七時半、朴延恩さんを大学の寮へ送る。
19日夜交流パーティーがあるので、また会える。
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