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20040704 佐呂間在住の建築家・五十嵐淳さん

 2日夜、ICCで開催された、日本建築家協会北海道支部住宅部会主催の「2004住宅賞候補スライドレビュー」を見学させてもらいました。
 業界の人(とその候補者たち)が集うなか、数少ない門外漢として、楽しく過ごしました。
 それにしても、熱い集まりでした。六時に始まったプレゼンが終了したのは、なんと十一時過ぎ!

 特に、佐呂間町在住の建築家・五十嵐淳さんの建築物「トラス下の矩形」が気になりました。
 で、早速、WEB検索。

   五十嵐淳さんホームページ:http://jun-igarashi.web.infoseek.co.jp/

 いやあ、素晴らしい才能ですね。
 うれしい出会いと発見。

 さて。
 この6月の大半を、「利尻島スタジオ」と称した実家で過ごしたわけですが、つらつら思ったのは、「仕事」に集中できるスタジオ建てたいなあ、ということ。今は本当に「実家」そのまんま、日常そのまんま、なんで。

 建築家にとっても面白い土地なんじゃないかと思う。
 海が見える・北海道が見える・利尻山が見える。入り江が二つあって、標高差10メートルあって、磯浜と船着き場と埋められた井戸と鰊場跡の石垣がある。海辺の高山植物・エゾカンゾウ・ハマナス。鳥たち。広さは・・・、どこまで家の土地なのか、自分は把握してない。

 海近く(冬の大しけでも波にさらわれない高さ)に、小さな小屋がある。
 二十平米ほどの掘っ立て小屋で、父親が養殖昆布漁をやっていたころの作業場。
 まず、その場所に、新しい建物を建てることから始めたい。
 そして、昔のお寺さんが寺院内に小さなお堂をたくさん持っているみたいに、敷地内に六個くらいの建築物を持ちたい。

 というような「夢想」を引き出させるだけの力が、五十嵐さんの建築物にはある。

 いつか、クライアント・施主さんになってみたいなあ・・・。

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