« 20041008 秋の利尻 | トップページ | 20041012 この日午前四時まで »

20041010 利尻:氷河地形観察会

 在利尻島スタジオ。

 午前九時、利尻町立博物館。氷河地形観察会に参加するため。

   * [利尻・礼文自然観察ガイド] 杣田美野里・宮本誠一郎・佐藤雅彦

 博物館の佐藤 雅彦さん発行の博物館たより「リイシリ」の23(10)-214.MMから引用すると:
「■氷河(の痕跡)を見に行こう!
 昨年、当館の助成事業によって利尻島の氷河について調査をおこなった近藤玲介さんが、観察会を開くために再びご来島してくださいます。今回の観察会は、昨年見つかったという氷河の証拠を巡るツアーで、林道を歩きながらモレーンと言われる氷河が運んだ岩の跡や氷河湖があったとされる堆積した層の変形などをのんびりと見て歩きます。秋の一日、かつてあった氷河を想像しながら、氷河の専門家である近藤さんの解説付きで、ヤムナイ沢をごいっしょに散策してみませんか?
---
事業名:プチ巡検「利尻山豊仙沢の氷河地形と堆積物」
講 師:近藤玲介氏(明治大学大学院文学研究科地理学専攻 博士後期課程)
日 時:10月10日(日) 午前9時から12時まで
場 所:豊仙沢および博物館講習室
内 容:豊仙沢においてモレーン堆積物露頭と氷河末端の湖の堆積物変形構造の露頭などを観察し、利尻の氷河について学ぶ
申 込:10/7までに氏名、連絡先などを博物館まで連絡すること
集 合:利尻町立博物館に9:00までに集合
日 程:09:00 博物館集合、オリエンテーション
    09:05 講師による氷河についての説明(講習室)<事前学習>
    09:30 博物館出発
    09:50 じゃり道入口着
    10:00 河原着
    10:15 終点着、万年雪の方へ
    10:45 標高300m付近へ林道をたどり、周辺にある露頭観察しながら下山していきます<露頭観察>
    11:45 河原着、まとめ
    12:00 解散
持ち物:河原を歩くことがあるので、トレッキングできる装備を用意してください。基本的に林道を歩きますが、時々、沢で露頭を観察したりすることもあります。軍手、カメラ、双眼鏡などもあると便利でしょう。装備がわからない人は事前申し込みの時にご相談ください。
その他:雨天やガスなどで露頭が見えない場合は中止。
    緊急連絡先は担当学芸員の佐藤まで。
---
<講師からひとこと>
---
 みなさまこんにちは。明治大学大学院の近藤です。私は利尻山に氷河があったのではないか?という仮定を立てて、その証拠を見つけるべく利尻周辺の谷をうろうろしていました。その結果、数は少ないですがいくつかの決定的な証拠が見つかり、「やっぱり利尻山には昔氷河があったんだ!」という結論に至りました。最新の年代測定法の結果、少なくとも約2万年前に氷河が存在していたこともわかりました。
 皆様が御存知の通り利尻山は火山ですから、溶岩などによる火山に関わる地形が利尻山の姿の基本を形作っています。しかし、現在見える利尻山の雄大で険しい谷に刻まれた景観(カタチ)を作り上げる過程には、「氷河」という現在の日本にはもう存在しない自然のパワーが一役買っていたのです。今回の巡検では豊仙沢におけるいくつかの現地調査地点で、氷河が作った地形・関連する堆積物を実際に見ていただき、氷河があった時代を想像していただくことを目的としています。「氷河が作った地形に興味がある」、「別に興味はないけど秋の林道を散歩してみたい」いずれの方もお気軽に御参加ください。」

 田原のジムニー「白ゴリ」号、山道で、活躍。ジムニーにしてよかった。
 ビデオの撮影もよくできた。よかった。

 途中、利尻島の氷河地形にただならぬ興味をいただいている等々力政彦氏から偶然電話が入ったりして、なんだかおかしかった。等々力氏も、田原の状況を聞いてびっくりしていた。

|

« 20041008 秋の利尻 | トップページ | 20041012 この日午前四時まで »

22 利尻・利尻島・利尻山」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 20041010 利尻:氷河地形観察会:

« 20041008 秋の利尻 | トップページ | 20041012 この日午前四時まで »