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20050130 死後の世界

 夜、うまく眠れず。

 朝、普段より早起きして、普段とは違う服装(リーバイス501ではなくウールのスラックス、ジャケットにネクタイ)をして、自分にとっては朝早い電車で、札幌へ向かう。午前中は、北海道大学構内で、放送大学大学院の単位認定試験。前々日までのレコーディング作業の疲れと寝不足もあって、体調は良くない。

 案の定、途中、JR厚別駅あたりから、おなかの不調。「まずい」と悟って、次の白石駅で下車。ギリギリのタイミングで駅トイレの個室に飛び込んだと思ったものの、ズボンを下ろすやいなや、盛大な下痢便。トイレットペーパー・ティッシュの類から、いつもの501なら右後ろのポケットに必ず入っているバンダナもなく、拭けない。

 JRの電車本数は少ない、試験に遅れるわけにもいかないということで、無理矢理、ズボンを上げるが、当然、下着を汚してしまう。やれやれ。いくらなんでも、これでは歩けない。遠くまで行けない。

 実際は下痢便でトランクスがエライことになっている情けない46歳なのだが、知らんぷりをして近所のコンビニへ。コンビニって本当に便利だね、トランクスとウェットティッシュと、HBの鉛筆(試験答案用。いかに自分がこの日気が回っていなかったか、よくわかる)を購入。その足でふたたびさっきの個室へ。

 さて、今度は個室で着替えをしなければならない。ご存知のように、駅のトイレがきれいであったためしはない。そこで下半身裸になって、501でもそんなところで汚したくはないが、汚せないスラックスを脱がねばならない。今年の田原はまた特に寒がりで、防寒・登山用のタイツまではいている。靴下も二枚だ・・・。靴はどうして脱いで、どうやってそこに立つのか。そして、そうしている間にも、試験開始の時間は迫る。

 なんとか、服を汚さないように、汚れた下着がスネにつかないように下半身裸になって(奇跡だ!)、ウェットティッシュで、お尻をふく。何枚も使う。新調トランクスを、慎重にはく。タイツ、靴下二枚、スラックス、靴(たまたまこの日、服装の都合上、いつもの登山靴ではなく、古いデザートブーツ、っていまでもいうのかな、をはいていて、この靴を足場に着替えることができたのだった。登山靴ならアウトだったろう)。古い下着よ、さようなら。コンビニトランクスの袋に、粗相パンツと粗相ウェットティッシュを押し込んで、備え付けの屑入れに入れる。お掃除のおばさん、ゴメンなさい。

 電車を二本乗り過ごしたことになる。予定より、約三十分の遅れ。受験票を確認すると、遅刻も何分かは許されているらしい。

 遅刻して、試験会場に入室。さっきまで、うんちをもらしていた男は、『国際関係論』の答案に向かっている。発展途上国の開発の問題は、なぜ当事国だけではなく、国際社会全体がその問題にあたらなくてはいけないのか。欧米で地域主義化が進む中で、それでも日本は東アジアでアジア諸国と連携していく必要があるのかないのか、自説をどちらかにとり、その立場にたって、その必要・不必要を論ぜよ。みたいな、論述問題。



 午後、またいろいろあったのだが、もうこれ以上、書く気力がない。
 ものすごくいろいろなことを考えた・考えさせられた一日だった。
 そのうち、人生の中のある特殊な一日として、この一日の有様を映像化するなりテキスト化するなりして、世に出すことがあるかもしれない。

 一つだけいえば、一番、長く・多く考えていたのは、「死後の世界」のことだった。
 自分が死んだらどうなるかの「死後の世界」ではなく、自分が死んでいなくなった後のこの世の姿=「死後の世界」について。
 前者の意味での「死後の世界」は、ない、と思っている。かなりの確信でもって。あるとしたら、迷惑至極だ。

 まあ、所詮、うんこたれの言うことだから、あてにはならないが・・・。

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