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20050815 対雁・オンコ・自傷

   * [サハリン島占領日記1853-54 ロシア人の見た日本人とアイヌ] N.V.ブッセ 秋月俊幸訳

ミクシイより。「羊狼」名義で、「対雁=ついしかり」。

「夕方、対雁アイヌ墓地、訪問。
 正確にいえば、そこにお墓参りする、日本人男性とアメリカ人女性に同行。

 江別にサハリンアイヌの人たちの墓所があるのは聞いていたけれど、今日の今日までそれが市営墓地にあるとは知らなかった。

 実は去年、母親に頼まれて、利尻島で100年以上暮らしている田原家の墓を、江別市営「やすらぎ苑」に建立したばかり。

 対雁アイヌ墓地は、おそらく江別に市政がひかれる前から(当然「やすらぎ苑」などというメーミングがされる前から)、そこにある。石碑があって、それは1890年に設置されたものだった。

参照:http://hokkaido.yomiuri.co.jp/tanken/tanken_t021130.htm

 どう向き合ってよいのかわからず、同行二人の祈りを突っ立って眺めるだけ。手を合わせる筋合いでもないような気もするし、それだけですませらるようなもんでもないだろうと思えて。

 日当たりがよく見通しもきく墓所の一角に、立派な枝ぶりのオンコ(イチイの木)が一本あって、その健やかさが救い。

 同行の二人が、この終戦記念日に合わせて墓参をしたのかどうかは知らない(アメリカ人の彼女は明後日帰国予定でその前に今一度ということなのかもしれない)が、自分にはこの日であったことでいろいろ考えるきっかけになった。

 世の中は悪い方向には向かっていない。
 人間だけが、環境(自然環境・社会環境ともに)に意識的に働きかけ・変えることのできる動物で、そのことに人間自身が気付き初めているのだから。

 その「気付き」の前に、人間自身の自傷によって亡くなった人たちには哀悼の意をあらわすしかない。

 その自傷は先細りしていくだろうけどいまだ当面なくならないことも、自分自身とその周辺がその犠牲になることも、覚悟して生きていかなければならないんだろうと思う。

 自傷することは避けよう、という決意とともに。 」

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