20050817 駒大苫小牧・日本の実話・日本対イラン
駒大苫小牧、強し。
『日本の実話』(河井克夫 青林工藝舎 20041225)読了。
呉智英さんの解説中の
「一読すればわかるように、基本はエロ体験マンガである。こんな風にしてあんな女とやったという話である。しかし、これがエロと言えるだろうか。エロマンガとしての実用性が全く感じられない。このマンガを読んでコーフンする人がいるとはとても思えない。美しい絵、可愛い女の子とはほど遠い描線である。脱力系、見ようによっては不快系でさえある。」
という一文に深く共感。しかし、「実話」としてのエロは、脱力モノであったり、完璧な快感よりちょっとした不快とともにあったりするような気もする。「日本の実話」という題名は、そういう意味で鋭い。夢とかファンタジーとか無縁のエロ本。そんなものがかつてあったろうか。もっとも子供に見せられない本かも。
パラ読み、『シベリア鎮魂歌―香月泰男の世界』(立花隆 文藝春秋 20040830)、『和の菓子』(高岡一弥・高橋睦郎・与田弘志 ピエ・ブックス 20030917)、『籐で編む かごバッグと小もの』(神芳子 雄鶏社 20050630)、『戦争と万博』(椹木野衣 美術出版社 20050225)。
夜、W杯アジア最終予選、日本対イラン。2対1で日本勝利。
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