20050926 イサム・ノグチ・四国・高知県東洋町
2005/09/26 09:30 Kさん宅 Kさんご夫妻と嵯峨さん ご歓待&貴重なアドバイス、大感謝!
前夜、バナナホールでのコンサートを終えた後、Kさん宅で、Kさんご夫妻と「反省会」(!?)。午前二時まで。
Kさんは、お忙しいなか、24日の三角公園も、25日のバナナも見て下さった。そのうえでの的確なアドバイス。なんたって、1998年前後の、モンゴルオルゴさんでのタルバガン(等々力氏も嵯峨氏もまだ「学生」さんだった)も見ていただいているわけで・・・。
演奏に関しては、間違いなく今のタルバガンのほうが優れているのだけれど、モンゴルオルゴの時代に、お客様に伝わっていったもので、今伝わっていないものがあるのではないか、とのご指摘。嵯峨さんともども、目から鱗で話を聞く。常連さんの暖かい拍手・視線に甘えず、今回のバナナに初めて来たお客さんに、タルバガンってもう一回見たいと思わせる努力が必要なのでは・・・? 確かにその通り。
さすがに、大阪で客商売を数十年続けてこられたKさん、感服した。
嵯峨さんと二人、このアドバイスを、まずは札幌・11月19日@琴似パトスで活かさねばと誓う。
そして、上の写真は、一夜あけて、朝食後の一枚。
午前九時半、Kさんご夫妻に別れを告げ(ありがとうございました!)、嵯峨さんを助手席に、車で出発、JR新大阪駅(十時着)に送る。嵯峨さんの次のスケジュールは、ご実家のある岩手県久慈市での、N響のバイオリン奏者・齋藤真知亜さんとのジョイント。
さあ、これからは、「イサム・ノグチ」ツアー四国編の始まり。
一人、新御堂に乗るが、あれれ方向を間違えた、大阪市内に逆戻り。そういえば、万博公園にも「イサム・ノグチ」があるんだったということで、天六の交差点から長柄橋、上新庄交差点から吹田橋、阪急千里線「吹田」「豊津」「関大前」各駅に沿って走り、「千里山」駅南詰の踏み切りを佐井寺方向へ。これは、吹田市松ヶ丘に住んでいたころ、車でよく走ったルート。懐かしい。札幌ナンバーの元ジモピーは、さらに佐竹台から「山田」駅を過ぎ、中国自動車道を越える。右手に、万博記念公園。
2005/09/26 11:01 吹田市・千里万博公園 イサム・ノグチの噴水作品群&岡本太郎「太陽の搭」後姿
それらが、イサム・ノグチの仕事の一部であると知らずに、なんどここを、民博や日本民藝館に向かって歩いたことだろう・・・。今回もまた民博を訪問。
民博での時間については後日別記事でアップ。ということで、四国へ向かう。
中国自動車道・吹田インターから、高速を走り、神戸垂水JCT。
2005/09/26 13:04 淡路島へ
気がつけば、明石海峡大橋の上だった。
2005/09/26 13:12 淡路島から本四架橋を眺める
淡路SAで一休み。セアカゴケグモ注意の看板があって面白かった。淡路島は初めて。今回は通過するだけだけど。
快適なドライブで淡路島を行く。おおもう大鳴門橋か。渦はそんなに巻いていないようだ。
鳴門北インターで高速を降り、徳島県の海沿いを、国道28・11・55号と、室戸岬方向へ、走る。
瀬戸内方面の四国しか知らなかったので、太平洋岸の四国の景色がなんだか面白い。波は当然、瀬戸内より高いのだろう。お遍路さんの姿も、香川県より多い気がする。
水床トンネルを抜けると、そこは高知県だった。
甲浦港を過ぎ、しばらく行くと、野根地区。
一昨年の6月、北海道北端の利尻島で出会って以来交流が続いている、奈良県人H川さんの出迎えで、住所でいうと「高知県安芸郡東洋町野根中村」の「ひるね郷・野根」へ。
各都道府県県境によくある、過疎化が進む地域で、かつての営林署の施設を利用・改装し、そこで、体験型の観光をしてもらう施設とお遍路さんの接待所を作ろう、という計画が進んでいるらしい。
2005/09/26 18:06 高知県東洋町野根 H川さん
関西の某有名電機メーカーを退職後、悠悠自適の旅人生活を続けるH川さんの車で、H川さんたちが今年から始めた麦などの畑を見せてもらう。日が暮れかかっている。
道々、人の住んでいない民家も多い。野根川の谷沿いに、台風のときなどは相当強い風が吹くらしく、どの家にも見事に石を積んだ垣があって、その細工に感心。
日も暮れ、元営林署宿舎の宿泊所で小一時間寝て起きると、晩ご飯の時間だった。
2005/09/26 20:17 高知県東洋町野根 猪鍋の味付けをするH川さん
オーナーの原田さんご夫妻(土佐の言葉を話される)、関西弁のH川さん、N堂さん(堺市からおいで)、野根の生まれで柏原に長く住んでいた女性と、六人で、しし鍋をつつく。うまい。
2005/09/26 20:17 高知県東洋町野根 猪鍋、初体験
高知県も初体験なら、猪肉も初体験。
ごちそうさまでした。
連日のドライブ、お疲れさん--->自分。
盛大な虫の声を聴きながら、眠る。
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