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20060509 札幌ブックカフェ事情・田原書店ノマド・FMアップル

   * [ブックカフェものがたり―本とコーヒーのある店づくり] 矢部智子・今井京助

 2006年5月9日、午前十時半から、札幌・豊平区平岸 「FMアップル - エフエムとよひら -」 で、FM放送&インターネット放送。 
 番組名:「田原書店」ノマド 。
 特集:いまどきの田原書店。



 10:30~10:35 (BGM「野遠見」タルバガン CD『野遠見』より)
 この一週間の話題:6日・谷本光 @ 日高晤郎 ショー・with 夏川りみ
 等々力政彦 ライブ@DALIA 東京・日本橋
 南区ローラさんからのFAX(先週の放送分)ご紹介

 田原書店・1ヶ月の経過報告

 1. 田原書店が販売した雑誌「Made in U.S.A.」、6日テレビ東京系の「ワールド・ビジネス・サテライト土曜版」に登場
 1974年発行の雑誌「Made in U.S.A.」を田原書店で販売開始したところ、早々にお買い上げが。お客様は、某TV番組制作プロダクションで、なんと放送の撮影用に使いたいとのこと。早速、お送りしたところ、30年以上前の本にしてはきれい、といううれしい電子メールが。番組の放送日も連絡いただき、無事、TVに映る「Made in U.S.A.」を見ることができました。特集は「復権!Made in USA」。1974年当時、「Made in USA」の編集にかかわった石川次郎さんも番組中に登場していました。
 コンテンツという「モノ」を通して、新しい人間関係が生まれていくのが、面白い。

 2. ブックスボックスから田原書店への「小転身」はなぜ
 田原が個人ホームページを開設して10年、ブックレビュー(「ポルケ・ブック・レビュー」)をメルマガで同報し始めてからも10余年。この間、インターネットの世界は大きく様変わり。10年前、ページやメールで紹介した本を読者に購入してもらうすべはなかった。今は、ワンクリックで、アマゾン等から購入してもらえるように(いわゆる「アフィリ8・プログラム」 )。この「田原書店外伝」は、そのアフィリ8を利用した「セレクトショップ」。
 さらに昨年末、東京・渋谷 「フライング・ブックス www.flying-books.com/」 を実際に見て、衝撃をうけたことが、古書店への転身の大きな契機に。「フライング・ブックス」のように、立派な古書店であり、立派なインディーズレーベルであり、立派なパブリッシャーであり、立派なイベントプランナーである、そんなものに私はなりたい。江戸の昔から、「出版社(者):パブリッシャーが、本屋さん:セラー」は自然なことだったという話もあるし。

 3. どうやって始めた? いくらかかった?
 条件その1:それなりの数の、田原なりのテイストを持った、蔵書・CDがあったので、売る気になり、ホームページを開設すれば、すぐにでも商売を始めることが可能だった。
 条件その2:古物商営業の許可が必要。これは所轄の警察署に行って、公安委員会の認可を受ければOK。費用2万円余。許可がおりるまで3~4週間。
 一応、これだけで2006年4月に開店した(田原書店:www.booxbox.com/tahara/)のですが・・・。
 注文がこない・・・。
 まあ、これは今までのCD/DVDのネット販売の経験上、想定内のことで、続いて「スーパー源氏」に登録することに。
 「スーパー源氏」とは:「本を愛する人の総合サイト スーパー源氏」 http://sgenji.jp/
 登録完了(初期費用2万円余)後、すぐさま注文第一号が・・・!



 ここで一曲。
 「フライング・ブックス」の音楽レーベル「FLY N'SPIN RECORDS」から出された、SUIKAの「HARVEST FOR THE STRIPES」というCDから「JETSET」。
  
  

 全国のブックカフェ状況。それに比して札幌は・・・。

 地上無店舗のインターネット書店が急増中。
 うまく行っているところは、若い店主・おしゃれ・WEBに工夫があり・扱う品が個性的。
 「フライング・ブックス」「海月書林」「ユトレヒト」等々。
 ブックカフェも急増中。
 ブックカフェ関連書籍:「ブックカフェものがたり 本とコーヒーのある店づくり」・「フライング・ブックス 本とことばと音楽の交差点」・「京都読書空間」・「本屋さんの仕事」(太陽レクチャー・ブック005)

    
    

 札幌は・・・。
 まだまだこれから、久住書房 地下 「ソクラテスのカフェ」 西区琴似2条7丁目、のみ?
 「think garden」 も本を「売ってはいない」し。



 ここで一曲。
 SUIKAの「HARVEST FOR THE STRIPES」から「宙飛古書店~Flying books」。

 今後。

 ブックスボックスは「コンテンツメーカー」。
 田原ヒロアキは「コンテンツプロデューサー」。

 田原書店は「コンテンツプロバイダー」。
 田原ヒロアキ@田原書店は、コンテンツの「セレクター」兼「コンピレーター」兼「リミクサー」兼「クリティック」。

 今は、インターネット上に店舗を持つだけだが、いずれ「カフェ+イベントスペース」も確保したい。



 蛇足:利尻島スタジオだって、使えるかも。ホームページがそのまま随時更新の「古書目録」になっていくのかも。

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