20070107 2007年営業開始・うるし・嵐
「ブックスボックス 香聡庵」、営業開始です。
嵐(大袈裟な話ではなく)の中、たくさんのお客さんにおいでいただきました。有難い・・・。
今年も、よろしくお願いいたします。頑張ります。
「ブックスボックス 香聡庵」 http://www2.snowman.ne.jp/~kasouan/
「新日曜美術館」は、特集 「物に学ぶ~漆芸界の巨匠・松田権六~」。
松田権六 *松田権六 *は、大正時代、20代の若さで工芸界に衝撃的にデビュー。途絶えていた漆工芸の高度な技を、現代に蘇らせた功績などにより、昭和30年、人間国宝に認定された日本の漆芸界の巨匠である。
松田のモットーは、「物に学ぶ」こと。
中国漢の時代に作られた楽浪漆器や、正倉院宝物などの古典を探究。楽浪漆器のような、輝く色彩を創り出そうと、漆そのものを調査研究、当時開発されたばかりの顔料を使用して色漆を自ら創り出した。そして、金や銀や主流であった蒔絵の世界に色彩表現をもたらした。さらに、松田は、古典から高度で多岐に渡る漆工芸の技を体得し、戦争の最中に制作した大作「蓬莱之棚」に、漆の技の全てを注ぎ込んでいく。
番組では、松田が生涯貫いた「物に学ぶ」にスポットを当て、古典をどのように昇華していったのかを、「蓬莱之棚」や戦後の代表作「蒔絵槙に四十雀模様二段卓」などの創作の足跡をたどり、新しい漆工芸を切り拓いた松田の芸術に迫る。
NHKオンライン ホームーページ http://www.nhk.or.jp/ より
工芸の技巧はもちろん、そのデザインの素晴らしさにも、感動。
番組中紹介されていた、「うるしの話」松田権六著 * 是非手にとって見てみたい・読んでみたいものです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ここに書いて良いのか、わからないけど、今年の正月はおだやかだったみたいですね。ほんと、またいきたいところですねえ・・・。写真を見ていると
星野道夫さんのアラスカの磯の写真を連想するほど、すてき!!!
この間のヒッポの講演会の「がっかり」さから立ち直るきっかけになりました。3日に捻挫して、動けないのを幸いに、かなり仕事がはかどりました。
恭喜’2!!!
私は今、タップと本部にいるびぃずに、興味があります。
びぃずのカウントダウンパーティーに難波まで夜中車をすっ飛ばしていったら、その素敵なこと、うまいし27さいやのに、大人っぽいし、全部英語なので・・・ようわからへんし・・・でもいいんだよ。一度ヨーローさんにも聞いてほしいな。
投稿: きぶんちゃん | 2007.01.16 09:42
きぶんちゃん、こんにちは。「写真」て前の記事の利尻のですね。
>星野道夫さんのアラスカの磯の写真を連想するほど
うわ、誉められすぎ・・・。
是非是非、体調を戻されて、利尻訪問してくだされ。
>本部にいるびぃず
ふーむ、今度大阪に行く機会がまたあって、タイミングがあえば、そのステージ、見させていただきたいもんであります。
ではでは!
投稿: 田原@BB | 2007.01.23 23:46