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20071108 「民藝」 52号・1957年04月・現代日本民窯


表紙:竜門司窯 カラカラ

目次
[わが国の民窯について]/[山陰の民窯]吉田璋也/[益子窯の歴史と現況]塚田泰三郎/[瀬戸周辺の民窯]青井東平/[北海道の陶業]石川敬吾/[久慈焼について]相馬貞三/[会津本郷窯]滝田項一/[近江の民窯]森本潤一/[陶境丹波の立杭]小林敬造/[北九州の皿山めぐり]左近太郎/[伝統を守る小鹿田窯]寺川由巳/[小鹿田窯の歴史]加藤白壺堂/[四国のお菓子]秋田亮/[民芸陶器と料理]原口喜美子/[ぐい呑蒐集]坂糾一/[菓子の木型]永見純//...


[山陰の民窯] (6-7頁)

発刊時の時代背景を知るには : 1957年


[四国のお菓子] (24-25頁)


[展覧会](40-41頁)

テキスト引用:
17-18頁 [北海道の陶業]石川敬吾 より一部引用

「(前略)開拓の歴史の浅い北海道ではありますが、安政五年(一八五八年)美濃の陶工が函館に於て陶器を焼いております。勿論永続きしたわけではありませんが、とにかく百年前にすでに試みられておりました。

 現在は、その開窯の古い順から挙げますと小樽の白勢窯、岩見沢のこぶ志窯、野幌の北斗窯、札幌の小石狩窯の四窯がそれぞれ小規模ながら、民間に於て経営されたおります。

(中略)

 野幌の北斗窯は、釉薬及び支那古陶磁の研究で令名のある小森忍氏が、戦後北海道開発会社に招かれたのが機縁となって、休業状態の石狩陶園の工場を再開し、高齢をいとわず道内各地から出る陶石陶土を以て試作研究をつづけております。

 将来の北海道の陶業に多くの貴重な資料をのこしてくれることでしょう。(後略)」


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