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大丈夫日記 札幌・台車よ、われらの腰痛を運び去れ~・20081026-1101

20081101 棚

  
  20081101 09:46


終日「サッポロロフト古書の街」 盛況・順調 「ブックスボックス 田原書店」初日売上、冊数37・金額26000円 六連の書棚+平台が分与され、左から 1.書棚:アート関連(写真集・美術書・展覧会図録・「ArT RANDOM」等)/平台:「民藝」(面陳) 2.棚:テーマ「手仕事をする手・頭・体」で「民藝」「カラー版日本の工芸」(淡交社)「芹沢銈介全集」等/台:「民藝」(面陳) 3.棚:雑誌「太陽」300円均一・刀剣関係書籍/台:「民藝」(面陳) 4.棚:アート(美術・写真・建築等)関連単行本色々/台:単行本色々(文芸・歴史・人文科学・自然科学) 5.棚:音楽・サブカル系単行本色々/台:単行本色々(文芸・歴史・人文科学・自然科学) 6.棚:(斜め棚面陳)手製本「ハードカバー文庫本」・ブックスボックス プロデュースCD・DVD/台:特集 万博世代の本~1957・1958・1959生の人々 午前から昼過ぎまでは正統的古書ファン、午後から女性・若者の比率が高い きっちり目利き頂いた印象が



20081031 そんな時代の「古書の街」

   * [古本的] 坪内祐三


午前 外伝巡回 発送作業 筋トレ/午後1 車でLOFT 「古書の街」開店直前の最終仕込み作業/午後2 作業継続 8時前終了 帰宅 東京の古書組合からホームページ「日本の古本屋」関係書類一式が届く もうちょっと落着いたら早々に加入の予定 これでアマゾンマーケットプレイス・日本の古本屋・スーパー源氏に出品することに 物理的に一冊の本をときに三箇所で店頭販売する、それはやはり画期的なこと データ管理の繁雑さも増大するわけ(どこか一箇所で売れたら二箇所分のデータを抹消しないと空売り状態になる)だけど 今やネット上にデータ登録されていない本は、この世に存在しないと言っていい 二つの意味で 一つはネットで買えない本はどこでも買えない可能性大ということ 一つはネットに載っけなければ目の前に物質として厳然と現存する本も商品としては存在しないも同然ということ 偶然買える本はない そんな時代の「古書の街」の行方や如何



20081030 はんだ付け込みで、失敬大のエレベーター

   * [ねじとねじ回し-この千年で最高の発明をめぐる物語]

   * [死刑台のエレベーター [Limited Edition] [Soundtrack]] マイルス・デイヴィス


午前 外伝巡回 「賢者の言葉」『ねじとねじ回し』 関西在住時代さんざんいじったせいか、ときどきねじ回しでねじを回したくなる はんだ付け込みで 筋トレ/午後1 じょうてつバスでロフトへ 4時まで「古書の街」準備 じょうてつバスで帰宅 要一時間 五十年生きて苦手なものは大抵克服したが、子供の頃からずっとバスには弱いまま 酔った/午後2 夕食後、車でロフトへ 古書補充 搬入用の地下駐車場に停め、開店時間内に出られれば問題ないだろうとタカをくくっていたら、八時過ぎ、見事にエレベータ内に車ごと閉じこめられる あせ 『死刑台のエレベーター』? まずは地下駐車場に逆戻り その場にいたS武の人に、数十分後再稼動すると聞いてホッ なんとか帰れた TVドラマ『風のガーデン』 誰一人さぼっていないところがすごい 役者さんたちも真剣な演技 って当たり前のようだけど、そんなドラマ実は近頃ないから 脚本の力か 中井貴一っていい役者だと初めて知った

  
  失敬大のエレベーター



20081029 カレー臭 (ノット加齢臭)

   * [カレーライスの誕生 (講談社選書メチエ)] 小菅桂子


午前 外伝巡回 筋トレ/午後1 ロフトへ車で 「古書の街」準備 再びコンテナ(中)十個とバナナ箱五個 棚にどうにもサブカル臭が漂うのはやはり万博世代(1958年生)だからか 夕食作りのために作業中断して帰宅 こんなときぐらい誰か替りに作れよと言いたくもなるが、せんないこと 一人、カレーを作る 微塵切り一歩手前の玉葱を炒めていると、ふと「ブックスボックス 香聡庵」でも週に何度か同じ匂いが流れていたことを思い出す そう言えば去年の丁度今頃あまりの収入の少なさに、夜、バイトに行っていた 香聡庵営業日は終了を待って 夕飯を食べる間はなく、その時は営業時間内に注文して、香聡庵カレーをよく食べた 2006年の四月から2008年の三月、この二年間が「底」だった、と今にして思う/午後2 古書ネット上への登録作業 その「底」の期間でも、登録作業・ブログ更新・毎週のラジオの出演、倦まず続けた 今はくぐりぬけた感が強い 勝ったんだと思う 何かに



20081028 従順さに裏打ちされた強靭さ

   * [戦中派焼け跡日記―昭和21年] 山田風太郎


午前 高橋尚子、現役引退の報 外伝巡回 筋トレ 「賢者の言葉」山田風太郎、クール 引用の1949年12月5日の日記は女性に関しての辛辣な警句を並べたもの 「女はそのなせるあやまちを後悔するを楽しみ、その再びなし得ざるを追恨する。(ド・ベルナルド)」等々 納得もできるが、最近は女性の方が賢く頼もしいからねえ、という感想も持つ 例えば高橋尚子 そういえば、上の警句集には東洋のものがない 日本女性の従順さに裏打ちされた強靭さを引き出すことに小出監督は巧みなのでは 究極の女たらしかも/午後1 「ロフト古書の街」準備 発送作業 久々南郵便局ウォーク 野菜炒め/午後2 ロフト準備継続 在庫冊数が少なくさらにその大半をネット上で販売しているわけで、店番担当以外の日でも、頻繁に「古書の街」に出向くことになるだろう そこで売行集計確認、帰宅後ネット上での抹消作業 行き来の時間コストに見合う売上を期待したい 得られるように、動こう



20081027 緩くも揺るがない美のスクール

   * [白洲正子 美の種まく人 (とんぼの本)] 白洲正子 川瀬敏郎


午前 外伝巡回 19日放映分「新日曜美術館」ヴィデオを正午にかけて筋トレをしながら見る 「琳派の美 花に託した憧れ 宗達・光琳・抱一」 ゲストは川瀬敏郎氏 面白かった 狩野派のタイトな血縁関係の系譜に比して、琳派の緩くも揺るがない心の師弟関係の系譜 一種白洲派とも言える川瀬さんの話す姿を初めてみた なるほど正子好みな感じ/午後1 発送作業 音楽データ配信のディストリビュータB社より月例配信報告メール 海外分支払明細報告ファイルが ついに どこでどんな人が、とつい思う 聴いてどう感じたのかも 札幌ロフトまで「古書の街」在庫を自家用車で運搬 中コンテナ10個とバナナダンボール5個 台車、重宝した 3時過ぎ到着 戸惑いつつ地下商品搬入口へ 5階紀伊国屋書店さんの一隅、現地スペースでは角口書店さん・道草書房さんがすでに作業中 今日は荷物を置くだけ 陳列は後日 コンテナ類を回収して帰る/午後2 十二時過ぎまでロフト準備



20081026 台車よ、われらの腰痛を運び去れ

   * [YAMAZEN Gardenmaster 折りたたみプラ静運台車(積載重量120kg) YSD-120P]


午前 「新日曜美術館」「ウィーン 美の旅 栄光と退廃の帝都」 11月1日オープン「ロフト古書の街」準備作業/午後1 「はねトび」どうしても笑ってしまう 引続き準備作業 S堂I原氏より電話 召集され車で外出 三時半S堂着 やはり出店準備で忙しそう I原氏より必要書類を預かり豊平区美園T氏宅へ一人 ひとまず精算終了でおいとま ああそういえば近くだということで、豊平・ライラック病院の「映しあう/照らしあう」展に ひとけのない日曜日の病院待合室の抽象画の風景 退出後ホーマック西岡店へ 古本を運ぶために台車を買う 昔あったCDを運ぶための台車は壊してしまった/午後2 夕食後、外伝巡回 WR嬢へ電話 腰痛発症とのメールを受け取ったので ギックリ腰の先輩として色々アドバイス なぜ人は病気は嫌だと言いながら、ついつい病気自慢をして張り合うのか 作業継続/天秤座の月が終わるといよいよ苦手な北の十一月 人、恋しく? いや、人、腰痛く  


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