大丈夫日記 札幌・手仕事をする重機~新しい海の新しい波・20090111-20090117
20090117 新しい海の新しい波
* [ロビンソン漂流記 (講談社 青い鳥文庫)] ダニエル・デフォー 中野好夫訳
札幌 LOFT 古書の街、店番担当日/午前 新企画「田原書店ノマド」、一人ブレスト ランダムに思いつくままに必要・注意事項をノートに書き出す 材料はすべて揃っている 経験(北海道に戻って独立して丸十年たった)も積んでいる 経済的な不安要素も徐々になくなりつつある 田原という人間の集大成になることだろう 近日詳細公開予定/成り行きに任せて生きてきた 一人の人間が意識的に見通せる世界は範囲が限られている 計画的に生きて行くことはその人の世界の範囲を狭めていくことに他ならない 成り行きで生きるほうが世界を広く豊かに生きられる それには新しい海の新しい風浪波浪に対処し耐えられるだけの体と心と経験を備えていることが条件 その条件を備えるのに五十年かかったということかと などど古書街の店先で妄想にふけるのであった/午後 いただいた年賀状への返信 寒中見舞として/夜 店番終了後地下鉄大通駅近くで散髪 1000円
20090116 家なき子三兄弟の誕生
20090115 大人の「冬休みの宿題」
20090114 家なき子三兄弟を仕込む
20090113 超「着」持ちいい2
20090112 超「着」持ちいい
ただいま並行更新中「大丈夫日記 Web版」1989年12月24日分分を打っていて「赤黒チェックのアウトドアコート羽織って」という文章を発見 当時五万円超で買ったそのフィルソン ダブルマッキーノクルーザーを二十年後の2009年の冬もまだ着用している 今現在持っている真冬の防寒着は他に、グローヴァーオールのダッフルコートとブランド品ではないダウンジャケット、の二枚 これらも実は1990年前後の京都在住時代に大阪で買ったもの 北海道に帰ってきてから本格的な外着を買っていない(一番必要な土地のはずだが)ことに改めて気付く 90年後はこちらもまだお金に多少の余裕があった(今、五万円のコートが買えるかと言えば、金銭的にも精神的にも買えない)のが大きいが、自分に「着」持ちがいい面があることも確かかと 二十年後生きていれば、今のフィルソンを、冬には着ていることだろうと思う(重くて大変だろうけど) 二十年着られるものであれば、五万円も高くないよね
20090111 手仕事をする重機
* [出雲重機 INDUSTRIAL DIVINITIES] 大久保淳二
午前 マンション駐車場に除雪重機入る ブル二台+大型ダンプ 作業の邪魔にならぬよう車移動 重機の動きを見るのは面白い 手仕事をする人の手の動きをじっと眺めているのと同じ感興 確実に解けてなくなるモノに莫大な労力と金銭を投資して初めて成り立つ生活 数百万人が営々と 奇観&平和 「新日曜美術館」日本画家・田渕俊夫特集 ベトナムのバイクの喧騒を見事に描いた作品もある大家 除雪重機のいる雪景色なんか描いてもらったら面白そう 発送作業/午後 登録作業 南郵便局 登録作業:「漂泊の日本中世」細川涼一・「平家秘史―落人からの報告」伊藤加津子・「南方郵便機」&「夜間飛行」サン=テグジュペリ 山崎庸一郎訳・「太陽 461 特集:古伊万里を愉しむ 初期伊万里から印判手まで」・「季刊 銀花」71~80号・「芸術新潮 1997年5月号 特集:李朝の美を教えた兄弟 浅川伯教と巧」・「芸術新潮 1999年7月号 特集:北の民族 アイヌに学ぼう」
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