大丈夫日記 札幌・旅の時間の時間~システムの普遍(不変?)性について・20090215-16
20090216 旅の時間の時間
* [旅の時間] 吉田健一
午前 九時過ぎ、古書会館到着 前日すでに目についたものには大方札を入れているので「落穂拾い」の感覚で会場をうろうろ 「アダノンキ」I山さんに遭遇 互いに大市初参加、戸惑いと驚きを語り合い、再びそれぞれの道へ 結果を先に言えば、アダノンキさんもBB田原書店も何点かセリ落とせてよかった いずれ健闘を讃え合う日が来るだろう/入札分:「伝統の染和紙」2冊・「大竹伸朗の新作展」シルクスクリーンポスター・「月刊 民藝」14冊・「阿波の木偶」1冊・吉田健一「ポエティカ」特装本限定99部・「詩神と宿命」他3本口 質・量・傾向・金額面、すべて満足の行くもの 古本屋の発言や書いた文章には仕入れの快感について触れたものが多いが、まったくその通りだと思う どうやって売るのか? そしてこの一連の旅の費用はいつ回収されるのか? とか言いながら次なる仕入れの場でまた身悶えるのだろう/午後十一時近く、札幌南区の自宅着 遠い耳鳴りのような余韻
20090215 システムの普遍(不変?)性について

中央市会大市@東京古書会館参加で東京へ 組合加盟古書店が全国から集う大規模セリ市 16日本番、15日は五時まで下見入札会/午前十時半全日空機で千歳発 正午羽田着 午後一時品川のホテル着 午後二時過ぎ神田小川町の古書会館へ 四フロアに所狭しと並べられた古書 三時間みっちり見極め札を入れていく(入札の最低金額は一万円) 結局ここでこうしている運命で、結局好きだったとしかいいようがないんだろう、と思いながら/古書会館からの帰り際、S堂Iさんに色々アドバイスを受ける ふむふむ 先達はあらまほしきものなり/七時ホテル帰着 飛行機降下時の気圧変化にまた耳をやってしまったらしく鈍痛が続く 村上春樹氏がイスラエル文学賞受賞演説をぶち上げているとき自分は何をしていたのか 嘘をついていた・あるいは嘘をつく稽古をしていた 春樹氏は「システム」という言葉を使ったけど、人間一人一人が持ち合わせる「性欲」もそれ自体強固な「システム」なんだろうな
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