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大丈夫日記 札幌・ドガに就て~意味のあるなし・20101010-1004

20101010 ドガに就て
  
   * ポール・ヴァレリー 清水徹訳 『ドガ ダンス デッサン』 筑摩書房


午前 NHK「日曜美術館」「ドガ 光と影のエトワール」 前日自分の「無人島の一冊」は西尾実・安良岡康作校注岩波文庫 『徒然草』だよなと考えていたが、この番組を見ててポール・ヴァレリー 『ドガに就て』吉田健一訳筑摩書房1940年刊も候補だなと頭に思い浮かんだ まあもう無人島行きもなかろうから、「棺桶行きの一冊」だけど その青山二郎装幀の和紙本『ドガに就て』を現在三冊所有 来年の個展には変装手製本を一冊は出品したい さて、デッサンの強度(狂度?)でドガと北斎は通じるものがあるかと思った ともに天才・変人・奇人であるのも共通するが、ドガの方がちょっと不幸だったのかも ゲストの三浦雅士氏熱(苦し)く語るので、その姿に笑いつつも好感を抱く 発送作業/午後 M19書庫、『歌の絵本』全ページ解体して再構築 厚い表紙、安野光雅氏の絵が素敵なので生かしたい、をどう処理するかで悩む(というほど悩んでいない、間違いなくドガほどは)/夜 南〒



20101009 札幌の注目新鋭古書店店主の鼎談
  
   * 芥川也寸志・安野光雅 『歌の絵本 1 日本の唱歌より』 講談社


午前 外伝 真駒内公園徒歩・地下鉄真駒内駅-西18丁目駅/午後 中庭うどん・M19書庫 買置きの書棚組立 補修預り品の『歌の絵本』、仕様再検討 「ソクラテスのカフェ」打合せを前に、個展内容について一人ブレスト 午後五時、説明見本の手製本を手に地下鉄西18丁目駅-琴似駅・「ソクラテスのカフェ」 ギャラリー担当のNさんと談話 決定内容:タイトル「手製本と古書 ブックスボックス 田原書店 展 ~手製本101冊とアート系古書1001冊」 期間は2011年1月25日(火)から1月30日(日)午前十一時から午後六時まで(最終日のみ午後五時まで)、プレイベントとして23日(日)にギャラリートーク 企画イベントとして、そのギャラリートーク(札幌の注目新鋭古書店店主の鼎談を予定)と、手製本ワークショップ「好きな文庫本を好きな布や紙で包んで素敵なハードカバー本に仕立てよう」 動き出そう/夜 地下鉄琴似駅-西18丁目駅・M19書庫・地下鉄西18丁目駅から帰宅



20101008 伸びしろのあるなし
  
   * リオネル・メッシ 『メッシ日記』 ベースボール・マガジン社


午前 データ作業 外伝 『ファーブル昆虫記 1 ふしぎなスカラベ』読了 筋トレ/午後 特選市会計事務 三時、真駒内公園徒歩・南〒・銀行・地下鉄真駒内駅-西18丁目駅・M19書庫 水道配管点検立会 逆経路帰宅/夜 サッカー親善試合・日本対アルゼンチン 1対0で日本勝利 「0対3敗戦」を予想していただけにびっくり 10年20年30年前の状態・状況を考えれば、急成長していることは間違いない 学習能力の高さを民族的特性として挙げていいのだろうか 植民地化を免れる政治革命(明治維新)断行から3・40年で帝国主義国家になってみたり 敗戦・被占領国から四半世紀で世界有数の経済大国になってみたり ザッケローニ監督が「日本の選手、チームにはまだまだ伸びしろがある」てなコメントをしたらしいが、選手を国民・チームを国力に置き換えて心に刻む必要があるのでは 一党独裁管理統制軍部密着国家に伸びしろがあるとは思えず 歪が大きくなるばかりで



20101007 命令と禁止を禁止する命令
  
   * クリストフォロ・アルメーノ 徳橋曜訳 『原典完訳 寓話セレンディッポの三人の王子』 角川学芸出版


午前 データ作業 外伝 『ファーブル昆虫記 1 ふしぎなスカラベ』読書/午後 蔵書補修依頼電話有 謝々 特選市会計業務関連の電話・FAX・メール 遺漏なきよう 登録・発送作業 「ソクラテスのカフェ」Nさんへ電話、打合せ日程決定/夜 南〒・M19書庫/野に出て虫と遊ぶなど意味のないことである、と大方の大人は思う 遊ぶことそれ自体には確かに意味はない ただ、「セレンディピティ」という言葉があって、今回の日本人ノーベル賞受賞者もそれを口にしていたが、その力はおそらく子どもの頃ちゃんと遊んだ人間しか身につけられない 遊ぶことの意味はそこにある 遊びたくないときに「遊べ」と言われても、遊びたいときに「遊ぶな」と言われても、困る が、大方の大人はそのタイミングで、命令し・禁止する 命令と禁止を禁止する命令を誰かが出せば世の中変わるかもしれない とはいえ他者からの命令・禁止なしでは生きられない人間が大多数の世の中であることも事実



20101006 虫から始めて
  
   * 木野田君公 『札幌の昆虫』 北海道大学図書刊行会


午前 データ作業 外伝 奥本大三郎 『ファーブル昆虫記 1 ふしぎなスカラベ』 (集英社 1991)読書開始 岩波の林達夫・山田吉彦訳 『完訳 ファーブル昆虫記』読破は1990年前後京都で この奥本本と併読したら面白かったろうに テンポラリースペース中森敏夫氏より「昆テンポラリー展 札幌の昆虫を素材にして」案内メール 木野田君公 『札幌の昆虫』 (北海道大学出版会)の現代アート的展開 ノーベル賞受賞者(と彼らにインタヴューするメディアの方々)は、若者の理科離れを嘆くが、二重の意味で詮無いことかと 人口の何パーセントが理系人になればいいか決めてもしょうがないし、理系人が絶滅することはない むしろ理系・文系という区分けがいまだに行われることに問題・弊害があるような 文系だから理科に疎くていい、なんてことがあるわけがない/午後 登録作業 ホーマック西岡店補充書棚 夕食準備/夜 発送作業 南郵便局・M19書庫 山口百恵「SONGS」チラ見



20101005 意味のある神ない神
  
   * 岸田秀・三浦雅士 『一神教vs多神教』 新書館


午前 発送作業 外伝 『「挫折」の昭和史』読了/午後 登録・特選市会計算書封入・発送各作業 夕食準備/夜 南郵便局・M19書庫/一神教の世界では、生れてきたことの意味・生きることの意味、神がお示しになるということなのだろうか その意味(が存在すること)を理解できるのは人間だけという解釈をしているものか 多神教の世界では、ただそこここに神が存在するだけで、その存在自体に意味はないのか (てなことを考えると、一神教の神も八百万の神も、「神」という一語に押し込めるのは不自然で無理があるなと思う) 今、藻岩山南側山麓に住んでいるが、この季節になると多数多種のカメムシテントウムシが暖気のある越冬場所を求めて家の中に入り込んでくる 一神教の神(を信奉する立場)から見れば、この虫けらどもに生きている意味はない 八百万の神の存在を信じるなら、目出度き神々の来訪である どっちにしても入ってきたら殺処分しちゃうけど つづく



20101004 意味のあるなし
  
   * M.メルロ=ポンティ 『意味と無意味』 みすず書房


午前 九時、北海道神宮頓宮、「さっぽろ組合特選市会」会場終了後の片付け 十時半、M19書庫 十一時、秀岳荘白石店 値引きの MERRELL [Lunar Moc] classic taupe 購入/午後 帰宅 発送作業 外伝/夜 南郵便局・M19書庫・データ作業/意味があるのかないのか お前なんか生きている意味がないと誰かに面前で言われたら大抵の人はムッとするだろう ならお前の生きている意味を誰にもわかるように言ってみろと言われたらおそらく誰も他者を(おそらくは自分自身をも)はっきり納得させるだけのはっきりとした言葉を口に出すことはできないだろう ならばなぜムッとする 意味はある、ないことはないと思っているからだ それは確かにある けれどもその意味が正確に語られることはない 意味を語り出した途端に意味は別の意味を生じさせ元の意味は遠ざかり意味のないことになる 結局のところ意味がわからない そんな意味のわからない意味(を求めること)に意味なんかあるのか つづく


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