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大丈夫日記 札幌・電子書籍は民主化ツール~真善美・利・20101128-1122

20101128 電子書籍は民主化ツール
  
   二見史郎 「ファン・ゴッホ詳伝」 みすず書房


午前 NHK「日曜美術館」「ゴッホ誕生 ~模写が語る天才の秘密~」 ゴッホには「真善美」だけあって、「利」はなかったのだろう 「真善」は信仰の中に、「美」は芸術の中に そして今、彼の絵が「利」を生む皮肉 真駒内公園徒歩・地下鉄真駒内-西18丁目駅・M19書庫 O氏辞書完成、OS氏小冊子合本制作開始も苦戦/夜 米韓、黄海で合同軍事演習 米軍原子力空母、圧巻 大相撲九州場所千秋楽、優勝決定戦を制し、白鵬優勝/電子書籍は民主化ツールだ 機会(機械?)と意志さえあれば、全ての人間が発言できる 内容がともなっているかどうかはともかく 全ての人間が発言できる権利は、全ての人間が知る権利を持っている場にしか存在しない 選挙権と被選挙権が表裏一体であるように アクセス権のない場所には電子書籍もまた普及しない すべての紙の本は実は検閲されている 書き手と作り手が同一人物でない場合 当然、良い検閲悪い検閲両方あるが



20101127 回文「なういりんけりけんあるあんけりけんりいうな」
  
   「ロクンベ:ミセス・パークス様へ」


ナウい隣家利権ある案蹴り権利言うな/午前 データ作業 真駒内公園徒歩・地下鉄真駒内-西18丁目駅・中庭うどん・M19書庫/午後 手製本作業 O氏辞書補修・文庫本ハドカバ化3冊/利は権利の利でもある(利権の利となるととたんにヤバちくなるのが不思議) たとえば選挙権や市民権 日本なら女性が参政権を持ってまだ六十五年、アメリカなら公民権法が制定されてまだ四十六年 基本的人権があまねく与えられるのが先進国の条件の一つ 利の分散・平準化 一度権利を与えられてしまうと人間ついついそれが全世界にあまねく当り前のことと思うが、たとえば中国や北朝鮮では「知る権利があることを知る権利」すら与えられていない 為政者・人民ともに、権利には疎いが利権には敏感な傾向だからややこしい 権利を知る人間は他人にも権利は与えられるべきだと思い至るが、利権しか知らない人間は他人に利権を譲り渡すなど考えもつかない なんたる格差ある世界



20101126 江別的
  
   今沢カゲロウ 「スタンダーズ」 キングレコード


午後 車で江別市方面へ まずは札幌市厚別区の北海道開拓記念館 付設ミュージアムショップの閉店で、納入していたブックスボックスCD作品の引上げと売上精算 文化財団から委託を受けてきた業者さんが撤退するというのが実状らしい その後どうなるのか、再開なるのか 国道12号線を走り江別市内 白樺通り交差点の野幌郵便局へ ここの局の郵便振替口座から全額払出し といっても千円単位、他ならぬ文化財団から春先支払われた売上金 これでもう野幌郵便局にも用はない 高校時代の三年間は、開拓記念館横と言っていい、敷地が江別市に隣接する札幌啓成高校に通学していたし、2008年の春先まで11年近く家族で江別市民をやっていた けど、愛着は全然わかない 不思議な町だ 野幌森林公園は素晴しいが、それは町ではないし なぜだろうか 中心がないのかな 衛星都市とはうまく行ったもので、札幌市の街中が江別市民の精神上の中心部かとも思う



20101125 カラスの勝手でしょ対某金一族の勝手でしょ
  
   北朝鮮TV研究会 編 「笑撃!!! 北朝鮮テレビ」 蒼竜社


真善美を言わない(存在しないだけだけど)分、カラスの方が北朝鮮の権力者より賢い 目的は利にあるのは同じでも、その利を隠蔽するための真善美を持ち出さない(持ち出せないだけだけど)分 独善的な真善美に固執することは滅びの道の第一歩 遺伝子上の遺伝情報の命ずるまま生きることのみ真で、いいも悪いも・美しいも醜いもない それが自然 ところが自然は実に巧妙で、ときどき遺伝子を突然変異させて、新しい環境に適応できる遺伝情報を生み出してしまう(適応できない場合もたくさんあるが、残らないから残らない) ときどき真善美の基準が変わることは善である 要するに、多様性を保持することは善である、と言いたいだけなんだけど 先週からの続きでいけば、「均質化圧力」に抗することは善である、とも言う 面倒なのは、この世の中で辛いことは、軍事的「均質化圧力」に抗するには、その受ける圧力以上の軍事的圧力をもってするしか、今のところない、ということ



20101124 真善美としての世襲権力継承
  
   エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン 山主敏子訳・堀内誠一絵 「くるみわりにんぎょう」 偕成社


夜 真駒内某氏宅、買取作業・南〒/電子書籍は有効なテクノロジーである、よって普及する カラスがもはや自分の嘴でくるみを割ろうとはしないように、一度電子書籍を手に取りそれに馴染んだ人間はそれを手放さなくなるだろう(紙の本を読まなくなる、とは言っていない、念為) てなことを今週は書こうと思っていたが、北朝鮮のことで頭がいっぱいになり、どっかに飛んで行ってしまった 「真善美・利」で言えば、北朝鮮には「利」以外に追求できるものはない 真とは世襲権力継承であり、善とは世襲権力継承であり、美とは世襲権力継承である これはイデオロギーでありテーゼである そこから生れる「利」とそれを補強する「利」を追求するしかない くるみ割りカラスは、いつもぎりぎりのところで車を避けてくるみを置く 瀬戸際外交さながら 危険に身をさらしながら、危険なテクノロジー(原子力を持つほどの国力でもないに)に頼り、利を生む真善美(の幻想に)すがる 周囲は大迷惑



20101123 くるみ割りカラス
  
   港千尋 「書物の変 グーグルベルグの時代」 せりか書房


午前 データ・登録作業 外伝 作業/午後 JリーグTV中継を見ていたら「北朝鮮、韓国砲撃」のニュース速報次いで臨時ニュース ヲイヲイ M19書庫経由午後五時琴似「ソクラテスのカフェ」、Nさんと打ち合わせ/夜 発送作業・南〒/この頃は近所のカラスが道路でくるみ割りに忙しい その実は食べたいが殻が固くて中身を取り出せないのを、舗装道路に置いて自動車に轢かせて割って食べるあれ どこかのおそろしく賢いカラスが発見発明したものが、おそろしく賢くもカラス世界の文化遺産として全国に伝播したもの 形状は固く平坦で性質としては膨大な交通量を保証するアスファルト舗装道路・重量があって移動速度が速い「暴力装置」としての自動車・そして道路の維持管理するばかりか車の運転操作までしてくれてくるみを横取りしない教育された人間 これらはすべてカラスにとってはくるみを割るためのテクノロジー 「利」を与えてくれる そこに「真善美」はない 必要ない



20101122 真善美・利
  
   柏倉康夫 「私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ」 左右社 放送大学叢書 7


午前 データ・登録作業 筋トレ/午後 登録・発送作業/夜 南〒・M19書庫/「真善美」=「認識上の真と、倫理上の善と、審美上の美。普遍妥当な価値をいう。」と広辞苑にはある とはいうものの、世の中を動かしている=世間の人が最も価値の高さを認めている・求めているのは「利」ではないかと思う 便利・有利・利益の「利」 たとえばテクノロジーは、真善美を追求するために発展・発達することはない、もっぱら利を追求する人間が作り出すものだ なんらかの真善美を含まないではいられないイデオロギーは単体では働かないし動かない テクノロジーの後押し・後ろ盾あってこそだ 逆に新しい利を生むテクノロジーは、新しい真善美を内包する新しいイデオロギーを生み出す 実は「真善美」を求めることより、「利」を求めることが、新たな・より高次の「真善美」を生み出すことに繋がる テクノロジーはメディアを生み出し、そのメディアの質・量が、真善美を規定する/しかし、すべてのテクノロジーがか?


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