大丈夫日記 札幌・ロンサム・ディア・ハンター~・20090228

20090228 ロンサム・ディア・ハンター
  
   * [ディア・ハンター [DVD]] 出演: ロバート・デ・ニーロ, クリストファー・ウォーケン 監督: マイケル・チミノ


午前 北海道大学総合博物館 3月29日まで開催の企画展示「アイヌ文化展 テエタシンリッ テクルコチ(先人の手あと)」会場 現役ハンターでアイヌ工芸家の浦川太八さんがゲストの講座「鹿笛を作って、鳴らしてみよう&シカ猟のおはなし」 会場へ向かう途中、鹿笛研究者の枡谷先生と遭遇 貴重な話を聞き鹿笛の色々を見せてもらう 盛況 スチロールパネルとプラスチックストロー、スズランテープで工作する鹿笛、なんとか鳴りました 浦川さんの話、鹿猟の現場と獲物の解体を映したビデオとともに語られる、も興味深いものだった すこぶる切れ味のよい解体用マキリ(小刀)の柄と鞘は浦川さん手製 実際の猟ですこぶる役に立つ鹿笛も 生活がそこにある/午後 ロフト店番 とあるお客様とまた「民藝」談 閉店後、「アダノンキ」さんへ ビール 店主が東京でセリ落とした植草甚一編集の「ワンダーランド」創刊号など見せてもらう 片岡義男「ロンサム・カウボーイ」の連載などあって


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大丈夫日記 札幌・旅の時間の時間~システムの普遍(不変?)性について・20090215-16

20090216 旅の時間の時間
  
   * [旅の時間] 吉田健一


午前 九時過ぎ、古書会館到着 前日すでに目についたものには大方札を入れているので「落穂拾い」の感覚で会場をうろうろ 「アダノンキ」I山さんに遭遇 互いに大市初参加、戸惑いと驚きを語り合い、再びそれぞれの道へ 結果を先に言えば、アダノンキさんもBB田原書店も何点かセリ落とせてよかった いずれ健闘を讃え合う日が来るだろう/入札分:「伝統の染和紙」2冊・「大竹伸朗の新作展」シルクスクリーンポスター・「月刊 民藝」14冊・「阿波の木偶」1冊・吉田健一「ポエティカ」特装本限定99部・「詩神と宿命」他3本口 質・量・傾向・金額面、すべて満足の行くもの 古本屋の発言や書いた文章には仕入れの快感について触れたものが多いが、まったくその通りだと思う どうやって売るのか? そしてこの一連の旅の費用はいつ回収されるのか? とか言いながら次なる仕入れの場でまた身悶えるのだろう/午後十一時近く、札幌南区の自宅着 遠い耳鳴りのような余韻



20090215 システムの普遍(不変?)性について
  
   * [国境の南、太陽の西] 村上春樹


中央市会大市@東京古書会館参加で東京へ 組合加盟古書店が全国から集う大規模セリ市 16日本番、15日は五時まで下見入札会/午前十時半全日空機で千歳発 正午羽田着 午後一時品川のホテル着 午後二時過ぎ神田小川町の古書会館へ 四フロアに所狭しと並べられた古書 三時間みっちり見極め札を入れていく(入札の最低金額は一万円) 結局ここでこうしている運命で、結局好きだったとしかいいようがないんだろう、と思いながら/古書会館からの帰り際、S堂Iさんに色々アドバイスを受ける ふむふむ 先達はあらまほしきものなり/七時ホテル帰着 飛行機降下時の気圧変化にまた耳をやってしまったらしく鈍痛が続く 村上春樹氏がイスラエル文学賞受賞演説をぶち上げているとき自分は何をしていたのか 嘘をついていた・あるいは嘘をつく稽古をしていた 春樹氏は「システム」という言葉を使ったけど、人間一人一人が持ち合わせる「性欲」もそれ自体強固な「システム」なんだろうな


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大丈夫日記 札幌・「札幌ロフト 古書の街」書棚撮影~ドカ雪・20090208-13

20090213 「札幌ロフト 古書の街」書棚撮影


朝 「札幌ロフト 古書の街」に寄り広報用に各書店の書棚を写真撮影 上りエスカレーターから上って入店したお客様が店(街)を一巡する感じの目線で/「ブックスボックス 田原書店」は二月から棚に文庫本を置く(ちくま・岩波・中公・講談社学術を中心に)ように そのせいだろうかお陰様で売上冊数増加/当初、「古書の街」は2009年一月までの期間限定という話だったが、それも当面常設に変更された(有難い!) ご好評いただいているのだろうか そう思うと、当然のことながら、補充にも今まで以上に力が入る 15・16日と東京での大きなセリ市に初めて参加(っていうか、東京のセリが初めて)、ちょっとどきどき 良い本が仕入れられれば/紀伊國屋書店 札幌ロフト店:札幌市中央区北四条西3-1 札幌ロフト5F / TEL 011-232-0121 / 営業時間 平日|10:00~20:30 日曜・祝日|10:00~20:00 ご参照ください:http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/hokkaido/07event.htm


角口書店(美術書) http://www.kosho.ne.jp/~kadoguchi-shoten/






サッポロ堂書店(北海道・シベリア) http://www11.ocn.ne.jp/~sapporod/






ブックスボックス 田原書店(アート・音楽) http://www.booxbox.com/






春陽堂書店(歴史全般)@帯広 http://www.e-kosho.com/






じゃんくまうす(絶版まんが) http://www.junkmouse.net/






道草書房(文学)@根室 http://www18.ocn.ne.jp/~michiksa/






リブロ平岸(映画) http://www2.comco.ne.jp/~libro/






北海道ブックシェアリング http://bookshare.web.fc2.com/






薫風書林(人文書) http://www.nextftp.com/bookuskoh/kunpu/







20090208 ドカ雪
  
   * [ニッポン ヨーロッパ人の眼で見た] ブルーノ・タウト 森携郎訳


朝 「新日曜美術館」特集:カメラが私の日記帳 写真家・飛彈野数右衛門」 感動 東川町は旭岳に登山で何度か通過しているけど、あの街はこんな人がいるそんな街だったのだ ゲストに勇崎哲史さん 発送作業 連日のドカ雪に連日の除雪作業/午後 ホーマック西岡店と南郵便局 雪 車の運転が難しいほどの降り 古書関係の二つの約束、札幌美園と江別文京台、をキャンセル 先方もご納得 北海道に長く住んでいる人なら、何十キロも車で走るような天候ではないことは充分に分って下さるということ/夜 登録作業 「京のわる口、ほめころし」石橋郁子・「ガラスの旅」佐藤潤四郎・「西行花伝」辻邦生・「カンディンスキー展 図録」東京国立近代美術館他編・「図像探偵」荒俣宏・「ニッポン」ブルーノ・タウト 森携郎訳・「歌舞伎観賞入門」・「洋画の現在と未来展  図録」世界美術・「モース・コレクション」国立民族学博物館・「東洋文化の深層 心理学と倫理学の間」湯浅泰雄、等々


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大丈夫日記 札幌・吉田健一集成、売れる~「新さっぽろ」を「新大阪」と・20090201-0207

20090207 吉田健一集成、売れる
  
   * [ユリイカ 2006年10月号 特集 吉田健一]


古書の街店番日 朝、『吉田健一集成』9冊揃が売れる 当番日に買っていただいて、お客様と対面できて、素敵な感じの方の手に渡って、良かった 宝物のような本 末永くご愛読ください いずれまた揃いで入荷して、売って、吉田健一を読む幸福を新しいお客様に感じていただく機会があることを願う/午後 古書の街各書店責任者と紀伊國屋書店札幌ロフト店店長さんとで会合 まず札幌西武閉鎖の報道に関して セブン&アイ・ホールディングスの2月3日時点でのニュースリリースによれば「本日、弊社の百貨店事業の店舗売却及び店舗閉鎖に関する一部報道がなされておりますが、現時点で決定した事実はございません。」とのこと 営業継続・売上増進で行きましょうという話 まずは一安心というところか それにしても風評被害の責任は誰が取るのだろう/店番終了後、琴似「AMICA」へ 雑誌類の引取り ありがとうございました/札幌の二月の雪はやはり凄まじい 



20090204 屋根裏の安泰
  
  


古書の街店番日 朝、車で西武札幌ロフト館に 札幌駅前で所用の妻同乗 車中閉店記念にロフトで旅行カバン(15日東京での古書セリ市に参加)買おうかなと言うと、ポスフールでも安い良いのがあると妻 西武で買うことの意味を飛ばして近所のポスが出てくる頓珍漢さはさておき 百貨店のコストパフォーマンスの悪さを説く妻の言葉にも一理ある とはいえ田原がリストを作って売る古本は「百貨店」型(対する「スーパー」型の代表的なものはブックオフ) 後者にしようにもそういう実力がないのはもちろん、棚=リストを作ることが自分のスタイルだからとしか言いようがない ブックオフの文明システムは全国どこでも共通、対する田原書店の棚=リストは現在過去未来の田原の中とその居場所にしかない そういう一個人のテイストの集積が文化なのかもしれない その意味について働きながら考え続けることが自分の使命であり運命/閉店は西武館だけでロフト館は継続ではとのこと



20090203 Save the SEIBU !?
  
   [西武札幌] 撮影者:モンモン (Public domain)


朝TVで、西武百貨店札幌西武店舗閉鎖検討の報道 ロフト館も閉鎖なのか 「古書の街」はどうなる/終日データ入力作業 「比較思想の軌跡」中村元・「18時の音楽浴」海野十三・「廃藩置県 近代統一国家への苦悶」松尾正人・「通訳者と戦後日米外交」鳥飼玖美子・「Sori Yanagi a designer―日本が誇るプロダクトデザイナー、柳宗理に会いませんか?」・「ダリ展 図録」・「書物の世界」寿岳文章・「私度僧空海」宮崎忍勝「最新 世界のビジネスステーショナリー コレクション」・「「はかなさ」と日本人 「無常」の日本精神史」竹内整一・「日本の心 小泉八雲名作選集」小泉八雲 平川祐弘編・「藍が来た道」村上道太郎・「正しい保健体育」みうらじゅん・「近代日本人の宗教意識」山折哲雄・「エル・グレコ展 図録」国立西洋美術館・「胎児の世界 人類の生命記憶」三木成夫・「新聞記者 司馬遼太郎」産経新聞社・「僕の叔父さん 網野善彦」中沢新一・「眼と心 毛利壽海の書'79」毛利壽海、等



20090202 二月革命の日々
  
   * [フランス二月革命の日々―トクヴィル回想録] 喜安朗訳


もう二月だ 昨日一昨日の催事も終わり気持ち的にはちょっと楽になった 手と体と頭は休むことなく動き続けている/午前 発送作業 次いで催事売上分データをネット上から抹消する作業 170余冊分を日本の古本屋・アマゾン・スーパー源氏それぞれに/午後 午前の作業継続 二時過ぎやっとデータ更新終了 ウェブに再アップ 出品を停めていたアマゾンと日本の古本屋での販売再開 車で外出 南郵便局から札幌LOFT古書の街へ 新さっぽろで売れなかった分をまたLOFT棚に戻す作業 棚半分ぐちゃぐちゃのまま(水曜日の店番日整理する予定)帰る/夜 昨日の誓いを守って受注・買取ノート記入 世の中には、本を処分したがっている人・ずっと探している本がある人・自分で自分を古本(屋)通だと思っている人、それぞれ本当に多いと知った/外伝更新を午前から夜に時間帯変更する イベントも終わり次なるステージに突入した感 静かに激変・豹変するかもしれない



20090201 「新さっぽろ」を「新大阪」と
  
   * [骨董游学―独断と感傷の落穂拾い] 伊藤順一


いまだにときどき「新さっぽろ」を「新大阪」と言い間違える/新さっぽろアークシティ サンピアザ「光の広場」での催事「アツベツ「古書の街」」二日目 午前十時開店・午後九時閉店の前半部で店番担当 前日ほどではないがそれでもかなりの人出 それに見合った売上/店番終了後長沼「あまりや」さんにご注文いただいていた「世界陶磁全集」計11冊と伊藤順一『骨董游学-独断と感傷の落穂拾い』 をお届けに 午後四時過ぎ現地着 小一時間歓談 O幡さんにやわらかい口調で「(世界陶磁全集を)お願いしたのは去年の十月四日だったのよね」と納品(というか探書)の遅さを指摘されすくみ上がる もっとこまめに動くことを誓う 先日試みでカバーをつけた無印の四コマノートを受注・探書・買取帳にしよう/六時「光の広場」帰着 八時半撤収を開始し本を片付け会場を片付け車で現場を離れたのが午後十時半 古本屋にとって本は読むものではなく運ぶものなのだ 体力勝負の様相


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大丈夫日記 札幌・家なき子三兄弟~・20090118-

20090118 家なき子三兄弟
  
  
  14日午前11時30分
  「あまりや」O幡さん自薦の布を製本用に裏打ち

  
  16日午前11時15分
  いよいよ文庫本ハードカバー化製本作業開始
  本は絶版、角川文庫、鈴木三重吉訳の『家なき子』上中下巻

  
  16日午前11時20分
  パラフィン紙を取って整列した、家なき子三兄弟

  
  18日午後3時30分
  あまりやさん店内で撮影
  真ん中の椅子の上に鎮座する、家なき子三兄弟

  
  18日午後3時30分
  あまりやさんの家なき子三兄弟、アップ(ピンボケ)写真


午前 「新日曜美術館」菱田春草特集、ゲスト芳賀徹氏 妻を札幌駅近くまで車で送る こちらもLOFT古書の街に寄りネットオーダー分の本をピックアップ(猪木正道『評伝吉田茂』ちくま学芸文庫)/午後 長沼行き 清田区I田商会さん訪問後R274を走って、「アンティークギャラリーあまりや」さん 店主O幡さんからのオーダー、手作り本「家なき子三兄弟」納品 喜んでもらえたようで良かった そろそろちゃんとした価格設定でオーダーメイドしますとうたってもよいのかと もちろんO幡さんからもお代はいただきました 製本用古布三枚を仕入れて、お暇 絵本屋「ぽこぺん」へ 店主T島U子さんと対話 U子さんも利尻島出身 中卒直後に島を出て、という経歴も田原と共通 利尻・御崎での海浜古書店計画を話すとたいそう面白がってもらえた 前日ブレストの「田原書店ノマド」計画と併せて「利尻島海浜古書店計画」は今後の田原のライフワークになっていくだろう/夜 買い出し後、帰宅


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大丈夫日記 札幌・手仕事をする重機~新しい海の新しい波・20090111-20090117

20090117 新しい海の新しい波

   * [ロビンソン漂流記 (講談社 青い鳥文庫)] ダニエル・デフォー 中野好夫訳


札幌 LOFT 古書の街、店番担当日/午前 新企画「田原書店ノマド」、一人ブレスト ランダムに思いつくままに必要・注意事項をノートに書き出す 材料はすべて揃っている 経験(北海道に戻って独立して丸十年たった)も積んでいる 経済的な不安要素も徐々になくなりつつある 田原という人間の集大成になることだろう 近日詳細公開予定/成り行きに任せて生きてきた 一人の人間が意識的に見通せる世界は範囲が限られている 計画的に生きて行くことはその人の世界の範囲を狭めていくことに他ならない 成り行きで生きるほうが世界を広く豊かに生きられる それには新しい海の新しい風浪波浪に対処し耐えられるだけの体と心と経験を備えていることが条件 その条件を備えるのに五十年かかったということかと などど古書街の店先で妄想にふけるのであった/午後 いただいた年賀状への返信 寒中見舞として/夜 店番終了後地下鉄大通駅近くで散髪 1000円



20090116 家なき子三兄弟の誕生




20090115 大人の「冬休みの宿題」




20090114 家なき子三兄弟を仕込む




20090113 超「着」持ちいい2




20090112 超「着」持ちいい

   フィルソン ダブルマッキーノクルーザー


ただいま並行更新中「大丈夫日記 Web版」1989年12月24日分分を打っていて「赤黒チェックのアウトドアコート羽織って」という文章を発見 当時五万円超で買ったそのフィルソン ダブルマッキーノクルーザーを二十年後の2009年の冬もまだ着用している 今現在持っている真冬の防寒着は他に、グローヴァーオールのダッフルコートとブランド品ではないダウンジャケット、の二枚 これらも実は1990年前後の京都在住時代に大阪で買ったもの 北海道に帰ってきてから本格的な外着を買っていない(一番必要な土地のはずだが)ことに改めて気付く 90年後はこちらもまだお金に多少の余裕があった(今、五万円のコートが買えるかと言えば、金銭的にも精神的にも買えない)のが大きいが、自分に「着」持ちがいい面があることも確かかと 二十年後生きていれば、今のフィルソンを、冬には着ていることだろうと思う(重くて大変だろうけど) 二十年着られるものであれば、五万円も高くないよね



20090111 手仕事をする重機

   * [出雲重機 INDUSTRIAL DIVINITIES] 大久保淳二

   * [田渕俊夫画集 刻(とき)]


午前 マンション駐車場に除雪重機入る ブル二台+大型ダンプ 作業の邪魔にならぬよう車移動 重機の動きを見るのは面白い 手仕事をする人の手の動きをじっと眺めているのと同じ感興 確実に解けてなくなるモノに莫大な労力と金銭を投資して初めて成り立つ生活 数百万人が営々と 奇観&平和 「新日曜美術館」日本画家・田渕俊夫特集 ベトナムのバイクの喧騒を見事に描いた作品もある大家 除雪重機のいる雪景色なんか描いてもらったら面白そう 発送作業/午後 登録作業 南郵便局 登録作業:「漂泊の日本中世」細川涼一・「平家秘史―落人からの報告」伊藤加津子・「南方郵便機」&「夜間飛行」サン=テグジュペリ 山崎庸一郎訳・「太陽 461 特集:古伊万里を愉しむ 初期伊万里から印判手まで」・「季刊 銀花」71~80号・「芸術新潮 1997年5月号 特集:李朝の美を教えた兄弟 浅川伯教と巧」・「芸術新潮 1999年7月号 特集:北の民族 アイヌに学ぼう」


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大丈夫日記 札幌・札幌帰着~領収証の整理・20090104-20090110

20090110 領収証の整理

   * [百物語 (上) (杉浦日向子全集 (第7巻))]


(続き)「仙人の壺」南伸坊・「全図録 中国書法大全」殷蓀編・「手製本 090101 無印良品「単行本ノート」」・「手製本 090102 ちくま文庫『東のエデン』杉浦日向子」・「手製本 090103 無印良品「文庫本ノート」」・「季刊 銀花 26号 特集:古時計/湖山日月 北陸の木版画家、金守世士夫とその世界」・「季刊 銀花 25号 特集:日本のうつわ/江戸の本」/「サッポロロフト古書の街」店番担当日 2008年度の領収証の整理をしながら/ネットで注文があった杉浦日向子『百物語』(筑摩書房)がそのオーダー当日に店頭で売れていた 上下二冊巻で8500円 ちゃんと探し出してその値段でも求めてくださる方がいることに感謝 それにしてもなんで同日に注文・購買が重るのか せっかくのお客様のお一人に「売れ切れました」と伝えなくてはならないわけで 悪しきシンクロニシティ? 東京タワー50周年を見ることなく亡くなった日向子嬢(生きていれば50歳)だけど いまだ人気は衰えず



20090109 手作り本の部材をネットで注文

   * [鳥のいる風景] 嶋田忠


午前 発送作業・外伝更新/午後 データ削除/夜 手作り本の部材をネットで注文/当日登録分:「西遊記のシルクロード 三蔵法師の道」朝日新聞社・「鳥のいる風景」嶋田忠・「オフ・オフ・マザー・グース」和田誠訳・「清算されない昭和―朝鮮人強制連行の記録」林えいだい・「季刊 銀花 137号 特集:櫻守 瀧櫻、江戸彼岸櫻、淡墨櫻 / 絲の華満開 アジアの針仕事」・「季刊 銀花 126号 特集:藍の人、藍の技 ヴェトナム、中国、日本 / 柚木沙弥郎 絵本館」・「季刊 銀花 124号 特集:土の器 母たちの造形 / アジアの木綿 ヨーガン・レール」・「季刊 銀花 117号 特集:アジアの絹 野の繭紀行 / 山櫻、麗し」・「季刊 銀花 115号 特集:千年の絲 [苧麻] / 佐渡・彼岸の花」・「季刊 銀花 114号 特集:榊莫山・庭宇宙/鏝絵「文明開化」」・「季刊 銀花 98号 特集:本工房の主人たち日本ひとめぐり/手技を結ぶ町京都」・「近代日本人の美意識」山折哲雄・「李白の月」南伸坊(続く)



20090108 家族の物語

   * [日本の面影―ラフカディオ・ハーンの世界] 山田太一


朝から、製本作業 「手製本 090101 無印良品単行本ノート・ハードカバー化」・「手製本 090102 ちくま文庫『東のエデン』杉浦日向子・ハードカバー化」・「手製本 090103 無印良品文庫本ノート・ハードカバー化」を順次/午後四時前、利尻から飛行機(で千歳着、そこからバスで南区)で帰ってきた妻子を某ホテルのリムジン終着点まで迎えに 元気そう 帰宅後も製本作業継続 上の三冊、次々完成 文庫本のハードカバー化に関してはそれなり自分のものになってきた感/夜 TVドラマ『ありふれた奇跡』初回を観る 山田太一脚本 『風のガーデン』枠(ほんまか 笑) 自殺未遂者たちの物語でもあるらしい 交通事故死者数は年間五千人台にまで減少しているが、自殺死者数は年間三万人超で高止まり(適切な言葉遣いではないだろうが) ロケット弾も空爆も地上戦もないのに 飢餓も内乱も 加瀬亮さんはアイルランド滞在経験ありの左官職人という役どころ 何を作りたいんだろ



20090107 初ロフト店番、銀花八十冊

   * [古典籍の装幀と造本  デザイン製本 (3) ] 吉野敏武


「サッポロロフト古書の街」店番担当日 車で札幌中心部へ 予想を上回る渋滞 いつもの定額駐車場に車を置きほとんど開店時間ちょうどに売場に到着/「季刊 銀花」創刊号から八十号まで、揃いで仕入れ 最初の十二冊三年分は、一年分四冊毎に特製の帙(ちつ)に入っている 「銀花」は1970年春の創刊 といえば田原は利尻島で小学六年生か 三十八年後、こんな風に、こんな所で、こんな立場で出会うことになるのも何かの縁なのかな そうだ、帙を田原が作って、各年毎四冊ずつで売るのもありだよなあ 当然一年間の中には「布」なり「紙」なりの特集もあろうから、その素材を使って各年毎の帙を作ったら面白いだろうなあ そんな古書店なかなかないだろうし、もう古書店とも呼ばれないかもな というような妄想を抱きつつ、トートバック詰め込み何十冊(八十冊+帙三個はさすがに一度では持ち運べない)を抱えて、駐車場までしばらく雪道を歩く、店番終了後の田原であった



20090106 裏打ちの裏付け

   * [手で作る本] 山崎曜


午前 外伝巡回 筋トレ 利尻ではネットに繋ぐことはおろかメールチェックすらできなかった(しなかった?) 年末年始の間にきた注文への対応をこの日まとめてする 四日稚内で、栃木の方から「清麿大鑑」のご注文を受けたりもした 一冊で3キロ超の刀剣関連書籍で高価 慎重に梱包/午後 発送とデータ抹消も作業継続 その後、手作り本用の裏打ち布作り 自分の選んだ布で装丁するのは、出来合いの市販製本用クロスを使うより、圧倒的に楽しい でもまだ裏打ちが思うようにうまくはできない ので二の足を踏み、それが全体の停滞の原因だ この日も一枚目はちょっと紙面に皺がよる 二枚目以降、アイロンかけに工夫して綺麗に仕上がった ある程度コツを摑んだかもしれない 行程終了までの作業スピードもぐっとあがった 計三枚でひとまず終了/夜 登録作業 翌日のロフト棚補充作業もかねて 年末、帰郷直前、とてもよい買取の機会があって、その時の本を中心に



20090105 手帳にまつわるエトセトラ

   【ラコニック】 [A5変形 週間バーチカル FATE【黄】]


午前 外伝初巡回 利尻で撮った写真をとりあえずアップ 初筋トレ/午後 利尻でもらってきた食材で調理時間ゼロの食事 午後二時「サッポロロフト古書の街」へ向かう 年末年始の売り上げ確認と補充のため なんと手作り本が二冊売れて、その棚がスカスカに 急いで別商品でスペースを埋める作業 本、作らねば/売れた一冊は「あまりや」さんの布を使った、無印良品の単行本ノートのハードカバー化 2500円 純粋に一消費者として自分がその商品を手に取って買うかというと多分買わない 誰かの心を2500円出しても惜しくないと思わせるほど打つだけのものができているのかと思うと驚くと同時に嬉しい もちろん自分でも使ってはいる、まさしく自作の無印良品の単行本ノートのハードカバー化を 悪くない でもあまりにビジネスライクではないので、2009年版の日付入りダイアリー手帳の既製品を買うことに 自作手帳と併用しよう 真新しい手帳にちょっとどきどき、新年気分



20090104 札幌帰着

   * [文化と抵抗] エドワード・W. サイード デーヴィッド バーサミアン 大橋洋一・大貫隆史・河野真太郎訳


午前八時利尻島御崎の実家を車で単身発つ 九時フェリーに乗船 十一時稚内でガソリン補給を終え札幌へ300キロ近く 道道106号線で天塩・国道232で留萌・国道231で札幌 ずっと日本海沿岸を 道路・風・積雪・降雪、状況がめまぐるしく変わる 寒村(文字通り)・僻村の風景が、石狩から、海を離れ、札幌に入ると一変 北海道全島の人口550万強に対し、札幌市は人口200万弱(ちなみに道央圏の人口は300万強) 人口の多さでは日本で五番目(京都・神戸より多い) このままとりとめなくいつまで膨張を続けるのだろうと漠然と疲れた頭で考える 札幌中心部を走り国道230経由で南区の自宅へ/イスラエルのガザ攻撃が止まらない 当事者はもちろん、誰にもそれを停めることはできない 不幸な永久運動 北海道島の面積は約78000キロ平米 イスラエルの国土面積は約20000キロ平米 あまりに異質なものが稠密に交じり合っているということか 日本の平和な正月が行く


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大丈夫日記 札幌・利尻島行き帰り・20081227-20090103

20081227-20090103 利尻島行き帰り


20090104 利尻を発つ

      
      自宅玄関から撮影
       4日午前7時55分。
       五分後、札幌へ向けて出発。



20090103 浜に降りる

      
      2009年1月3日、午前10時50分
       父親が生前手ずから建てて使っていた作業小屋。年々、崩壊。
       いずれ、この場所に茶室を建てたい。北に利尻山を、南に日本海を望む。

      
      2009年1月3日、午前10時55分
       田原家の澗のある波打ち際まから撮影。
       二つの小屋の、右側が上の写真の、左は祖父が使っていたもの。
       祖父の小屋で、祖父が手ずから作っていた塩ウニは、田原の食の原体験の一つ。
       元旦の写真は、この写真の崖の右突端あたりから撮影したもの
       澗(ま)。広辞苑によれば「湾または海岸の船着場・船曳揚場。北陸地方などでいう語」。

      
      2009年1月3日、午前10時55分
       澗の入口を背後に自シャ真。

      
      2009年1月3日、午前10時55分

      
      2009年1月3日、午前11時00分
       岩の形、水の深さ、すべて身近な景色。

      
      2009年1月3日、午前11時05分
       崖の上に上って。
       二つ上の写真と見比べると、澗の入口の開き方がわかる。
       外海が多少荒れても、澗の中は比較的穏かでいる。



20090101 浜を覗く

      
      2009年元旦、午前9時20分
       田原家が100年近く使ってきた浜へ下る道の途上で、自シャ真

      
      利尻島南部、仙法志御崎の海は穏か。
       島の裏側は大波で、この日も利尻-稚内間のフェリー航路は全便欠航。



20081231 買物に付き合う

      
      利尻島鴛泊の某ホームセンター(日本語英語?) 正午近く
       札幌圏の巨大ホームセンターでもなかなかお目にかかれない、
       ボルト・ナット類の充実した棚。
       冬場のフェリー欠航に備えて、工事作業等の部品・部材を常時在庫する役割を
       このホームセンターが担っているのか?
       買物は普段自家用車のない生活を送っている母親に付き合ったもの。
       生活必需品の細々とした買物で、ボルトを買いに出たわけではない。



20081230 恒例、松浦武四郎さんとのツーショット写真

      
      札幌から利尻島へ向かう途上、小平町にて
       午前10時50分


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大丈夫日記 札幌・万博世代のセクシャリティ~・20081221-26

20081226 大正時代の夫婦和合本

      
      『南蛮更紗』夫婦箱本完成
       記念自シャ真 27日午前2時20分

      
      『南蛮更紗』夫婦箱本制作の下準備
       21日夜、大正時代の更紗に紙の裏打ちを終えたところ

      
      26日、『南蛮更紗』夫婦箱本制作開始
       上の裏打ち布を適性サイズに裁断 午後8時40分
       その上の本が、大正十四年刊新村出『南蛮更紗』

      
      『南蛮更紗』夫婦箱本完成
       夫婦和合状態 27日午前2時25分


雪 30センチ近く積もる/午前 外伝巡回 マンション管理人さん来訪、駐車場に除雪の重機が入っているので車移動させてくださいとのこと いつもながらこんな雪深いところに二百万近い人口が営々と生活していることに驚く/午後 発送作業 南郵便局・北洋銀・道銀/夜 七時から手作り本(なんかいいネーミングはないものか) いよいよ『南蛮更紗』の更紗包み本に着手 だらだらと慎重に(のりの乾きを待つ意味もあって)日付が変わるまで作業継続 27日午前0時半完成 やはりハードカバー化より時間が三倍近くかかる 作業を始めると集中するのであっという間だけど 三個目の夫婦箱本でそれなり作業の勘所がわかってきた感じ 糊の配合とか塗りの厚みとか布の貼付方とか(これはまあ「夫婦箱本」に限らないが) 次の夫婦箱本は、1997年刊の『ISSEY MIYAKE』(光琳社出版)を、三宅一生ブランド洋服布地の箱に収めたものにしたい(安直?笑) プリーツかよ!

      
      27日、『南蛮更紗』ロフト棚で販売開始
       午後7時25分



20081225 万博世代の同窓会

   * [風俗お作法] 松沢呉一


午前 登録作業 「風俗ゼミナール 女の子編」「風俗ゼミナール 上級・女の子編」松沢呉一・「北海道のやきもの」松下亘・「江戸小咄集 1・2」宮尾しげを 編注・「POLAROID LIFE」モノグラム・「すうがく博物誌 (美しい数学2+3)」森毅・安野光雅・「世界の博物館」15冊・「リトルプレスの楽しみ」「フリペの楽しみ」柳沢小実・「お楽しみはこれからだ」和田誠・「ペット・サウンズ」ジム・フシーリ 村上春樹訳・「ガウディの宇宙 1・2 グエル公園」細江英公・「南イタリア周遊記」ギッシング 小池滋訳・「現代殺人百科」コリン・ウィルソン+ドナルド・シーマン 関口篤訳・「ワード文化大事典 '02-'03」資生堂企業文化部 松沢呉一氏も万博世代(1958年生) 1958年4月から1959年3月までの生まれの著名人で高校のクラス一つ作ってみたら面白いかも 松浦理英子と松沢呉一が席を並べていたらどんな会話をするだろう/午後 車で外出 渋滞 ロフト棚作業・ヨドバシカメラで買物 クリスマスだ



20081224 愛嬢のセクシャリティ

   * [PLATONIC SEX] 飯島愛


午前 外伝巡回/午後 手作り本(なんかいいネーミングはないものか) 文庫ハードカバー化、ちくま文庫 『整体入門』 野口晴哉 22日入手したビニル製の製本クロスを使用 やはり天然素材とはニュアンスがちょっと違う 簡易で便利ではあるが 発送作業 お金がなくて何年もリーバイス501を買えていない 今はける(31インチ)のは4本 そのうち破れていないのは2本 破れている1本をつぎはぎ繕い あまりやさんの、製本用に裏打ちした古布で これはこれで面白いかも、と思いながら/夜 横浜さんのUさんに「民藝」「民芸手帖」の在庫状況をメール NMさんとML嬢に秀衡塗に関してのメール/飯島愛嬢、孤独死 一種独特なセックスシンボルだったわけだけど、世間が彼女に期待するセクシャリティと本人が本人に期待するセクシャリティの間に大きな乖離があったのでは(その手の乖離はあらゆる女性が多かれ少なかれ内包するものなのかもしれないけど) なにしろ若過ぎる



20081223 利尻島に「単身赴任」

   * [利尻・礼文自然観察ガイド] 杣田美野里・宮本誠一郎・佐藤雅彦


「サッポロロフト 古書の街」店番担当日 常駐のサッポロ堂I原氏に東京のセリ市参加について質問したところ、話は今後近い将来のやって行き方に及び 田原の「利尻島で古書店」案を披瀝して大いにうける 利尻島御崎の田原家は百年ほどの歴史 そこに先祖伝来の土地家屋がありそこを拠点とするというもの 十年後六十歳を目途に 妻はアラフィフ(笑)・子らは成人で在札幌、家長は利尻島にインターネット世界万歳の「単身赴任」か 月一、札幌月例セリ市のタイミングで島から出て、ときには東京・関西と巡回し、古書とともに帰島 母が生きていれば88歳、生きているなら生きているなりの、死んでいる(ヲイヲイ)なら死んでいるなり、暮らす 畑仕事もできるし漁業権とって昆布拾いするというのもありか 漁師の子が還暦を迎えて漁師になるのも面白い 建築家H氏に利尻山と奇岩海岸線を借景に住居・書庫・工房・茶室の建物設計してもらって なんて素敵 なんてね 稼がなきゃ



20081222 抜き差しならぬ「性器結合中心主義」

   * [NOSTALGHIA ノスタルジア] 高梨豊


午前 外伝巡回 「サッポロロフト古書の街」参加店持回りの特設棚があり、23日から一週間「BB田原書店」の割当 雑誌「文藝」「海燕」「伝統と現代」「国文学」等と大量入荷した筒井康隆本を低価格販売の予定 その準備作業/午後 作業継続 終了後、車で出発 交通渋滞 「ペーパーショップさくま」でグラシン紙50枚と製本用クロス1枚 店の奥に製本クロス棚を発見 手作り本の可能性広がりそう 札幌ロフト 特設棚本を置いて、ネット注文本(高梨豊『ノスタルジア』)を回収 昨日の登録本を棚出し 故永沢光雄(この人も万博世代、1959年生)の『AV女優』の横に『親指Pの修業時代』 Wikipediaによれば、松浦理英子氏は「小説、エッセイとも一貫して、性愛における「性器結合中心主義」への異議を唱え続けている」とのこと ちゃんと読んでみなくちゃ 幸い寡作な人らしいし アラフィフ(言いニク、笑)になって性愛について「考える」のも悪くないかと たぶん読まないけど 渋滞



20081221 万博世代のセクシャリティ

   * [親指Pの修業時代] 松浦理英子


午前 「新日曜美術館」特集「佐伯祐三 パリの下町へのまなざし」ゲスト高橋源一郎氏 外伝巡回/午後 発送作業 南郵便局・ホーマック西岡・西岡買出し 四時半からCWC三位決定戦ガンバ対パチューカ 1-0でガンバ/夜 引続き決勝戦マンU対リガ・デ・キト 1-0でマンU 両試合ともロースコアだけど内容的には勝者側の圧勝 ガンバ、素晴らしかった/手作り本 あまりやさんで買った大正期の更紗布の裏打ち 水気がついたら、なにやら古色蒼然たる臭い(変な表現?)が立ち上ってきて、びっくり/登録本 「路上の神々」赤瀬川原平・「中世の食卓から」石井美樹子・「新釈古事記」石川淳・「和の小さくてかわいいもの」鈴木海花・「るきさん」高野文子・「岩倉使節団『米欧回覧実記』」田中彰・「高尾山」茅野義博・「寺田寅彦 人生論読本 第十二巻」寺田寅彦/角川源義編・「親指Pの修業時代」松浦理英子 松浦氏は同い年 万博世代のセクシャリティについて考えよう


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大丈夫日記 札幌・詩人達の朝とフットボーラー達の夜~選択のしようもない?・20081214-20

20081220 選択のしようもない?

   * [14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に] 宮台真司


「サッポロロフト古書の街」店番当番日 午後、あおい千馬さん・美園のTさん相次いでご来訪 千馬さんは田原がいるとは知らず、お互いびっくり/金融危機からの雇用不安 ひとごと その理由 一つは長期間経済難で危機に麻痺していること も一つは誰かに雇われるという考えのないこと それはともかく契約破棄即住居退去はやはり酷い 企業側は、そこに住民票がある人に対しては、一定期間家賃補助くらいすべきでは 首切りにあった人の報道など見て大変だなあとは思うが、一方で独立自営するという発想は持たないのかなとも思う 政府・行政もいまこそ起業しやすい社会システムをつくるというのも景気対策の一つになるんではないかとも思う ハローワークでの麻生さん並に、現況では、とんちんかんな発言かもしれないが ともかく「ブックスボックス 田原書店」の「ロフト棚」を見ていると、それが正しいのかどうかはともかく、色々な意味で「すべて自分の選択」だな、と思う



20081219 世界のトヨタ・日本の日本

   * [MANCHESTER UNITED 2007-08 OFFICIAL DVD BOX マンチェスター・ユナイテッド2007-08公式DVD BOX]


午前 外伝巡回/午後 昼食時、前日のガンバ対マンU戦復習(笑) マンU側にとっては本番決勝前に、なんで5点取ったり3点取られたりしなきゃならないんだというところか あの遠藤のフリーキックを全世界で億単位の人が見たわけ マンUに対して「守らない」で「3点も取る」チームが「日本」にあるというのは間違いなく世界中の人々にとって驚きだったと思う 強烈なメッセージ サッカーの持つ「力」の大きさをよく理解しているのが世界企業「TOYOTA」の人たち 頭いいと思う 国の人たちもどんな外交政策より「サッカー大国」になるほうが諸外国(の民衆)にはインパクトが強いということを理解できればいいのに 人口・経済力からみて「大国化」の可能性は高いのに そのトヨタさえ赤字とは 発送作業 翌日の晩ご飯までみこしてカレー作り/夜 「ロフト古書の街」準備 『和紙-WASHI』後藤清吉郎(1975 ギャラリー吾八 限定二百部帙入・本体和装とじ・署名印入り)出品予定



20081218 利尻で「ホシコ」と言えば昆布干しする人「干し子」

   * [ホシコ―星をもつ馬] 加藤多一 早川重章:絵


午前 臨時店番出勤で「サッポロロフト古書の街」/午後 手製本棚の前に老紳士 棚の名刺入れに手を伸ばされたのをきっかけにお話 手製本見返しマーブル紙の件で何度かお電話いただいたKさんその人 双方びっくり 何度もご来店いただいているとか ありがたい このブログご覧いただけているでしょうか? 今後ともよろしくお願いいたします/その後加藤多一さん・飛島詩子さんが連れ立ってご来店 気儘に新刊・古書とわず店内を徘徊される多一氏をおいて、詩子さんと手製本棚の前で対話 来年「ぽこぺん」で開催予定の「H野K子展」(仮称)に田原も関われるのではないか、とのご提言をいただく ありがたい ところでK子嬢は前日カナダに発ったらしい/夜 クラブW杯、ガンバ大阪対マンチェスターU 後半の凄まじいドツキ合い 大笑いした ガンバ頑張った マンU勢呆れ顔 「風のガーデン」最終回 来春北海道の山野ではエゾエンゴサクが例年に増して大人気だろうね



20081217 民芸関係歓迎

   * [手仕事の日本] 柳宗悦


午前 月例セリ市に参加 ジムニー「白ゴリ」号積荷満載でバックミラーでは後ろ見えず車体も沈む その出品五山すべて札が入る ホッ 買いの札も何枚か入れるが先月同様気合入らず、予想通り一つも取れず/午後 空になった車、根室「道草書房」さんを助手席に、臨時店番出勤で「サッポロロフト古書の街」へ/S堂書店の常連さんで、旧静内町にお住いのMさんと対話 Mさんはなんと柳宗悦とも同席、直接言葉を交わされたことがあるのだと 民藝にまつわる様々な話 勉強になる 「民藝」数冊と手製本ハードカーバー化文庫本ノート一冊をご購入いただく ありがとうございました/その後もう一方陳列分「民藝」に目を留められた老紳士と対話 民藝関係書籍の買取は可能かとのご質問 ええ喜んで もし機会があればということで名刺を交換 H学園大学名誉教授の肩書を持つSさん ありがたい/夜 クラブW杯サッカー キト@エクアドル対パチューカ@メキシコ 南米勝利



20081216 20年間の本箱生活と15年間の結婚生活

   * [フロン―結婚生活・19の絶対法則] 岡田斗司夫


午前 外伝巡回 1989年今時期の日記に「BOX BOOX」の文字 20年かけて形にしてきたわけか まったく運がいい/午後 翌日のセリ準備 T氏蔵書預かり分の仕分け作業 500冊ほどを運搬箱から出しざっとジャンル分け、一山二千円以上のセリ値がつくよう五つの山を作る それを持ち運びできるよう25冊ぐらいずつで結束 単純計算で20本ほどの本の柱が出来る その各々に山番・通し番記入の荷札を取り付け 途中、夕食準備/夜 作業継続 十時近く準備完了 車をマンション入口に停め、五階から台車で積込む作業 ばたばたと動き続ける夫のその横で、とうにパジャマに着替えぼんやりTVを眺め続ける家人にむかっ腹を立てる 手伝おうという気持ちにもなれないのかと/一方で、口だけ「手伝おうか」とアリバイを言って実際は動かない女や、自分より気が利いて動きっぱなしの女でも、結婚生活はうまく行かなかっただろうとも思っている これはこれで15年かけた形なのだ



20081215 堀田善衛的詩人たちの肖像

   * [若き日の詩人たちの肖像] 堀田善衛


午前 外伝巡回 筋トレ/午後 発送作業 夕刻「秀衡椀」のNMさんよりFAX 田原宛の電子メールが送信できないのでとのこと 菅原清蔵氏文掲載「民芸手帖」に追加で「民藝」322号(菓子型特集)と堀田善衛『若き日の詩人たちの肖像』のご注文 「田原書店外伝」も「風のガーデン」もご覧になっておられるとのこと NMさんありがとうございます/この日「サッポロロフト古書の街」では、堀田善衛・田沼武能=写真『カタルーニア讃歌』売れる 『定家明月記私抄(正・続)』も古書店を始めて間もなく売れた 全巻揃わずの『ゴヤ』文庫本も一冊ずつ各々違うお客様の元へ 堀田人気根強しと再認識 田原は『ミシェル 城館の人』読破いまだ果せず/夜 登録作業「売春の社会学」ジャン・ガブリエル・マンシニ 寿里茂訳・「遊行と巡礼」五来重・「アイルランドの民話と伝説」三宅忠明・「日本金工史」香取秀眞・「オカルト・ジャパン」山折哲雄/鎌田東二・「江戸紫絵巻源氏」井上ひさし、等々



20081214 詩人達の朝とフットボーラー達の夜

   * [読むことは旅をすること―私の20世紀読書紀行] 長田弘


午前 「新日曜美術館」特集「魂の色と形を求めて 洋画家・山口薫」 ゲストに詩人長田弘氏 自作詩の朗読も 先週の書漏らし 7日「親日美」裏番「題名のない音楽会」谷川俊太郎・賢作親子出演、ちらと見た 片づけ/午後 豊平区T氏宅へ 共々に風邪のマスク着用で 17日の札幌古書組合月例セリ会に出品する本の引取 総計750冊ほど ジムニー白ゴリ号に一度では積みきれず川沿-美園を二往復 マンション五階までの上げ下ろしもちょっと大変 筋トレは絶対必要 これで札が入らなかったどうしよう どこも世知辛い世の中だからね なにしろTさんいつもありがとうございます/夜 クラブW杯、ガンバ大阪対アデレード戦、TV観戦 1対0で、ガンバの順当な勝利 「顔」の遠藤の活躍は言わずもがな、加地・明神のベテラン移籍組と二川・橋本・安田の生え抜き組のコンビネーションも絶妙 マンチェスターユナイテッドとの対戦が楽しみ(どこまで通用するのか、のレベルだけど)


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