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June 29, 2006

芸術新潮・タルバガンCD「野遠見」・中村とうようさん

  タルバガンCD「野遠見-のどおみ-」

タルバガン(等々力政彦+嵯峨治彦)CD『野遠見』(ブックスボックス 企画・製作・販売)が、2006年6月25日発売の雑誌『芸術新潮』7月号レビュー欄で紹介されています。

詳細はこちら

評者はあの中村とうようさん!

「芸術新潮」は好きな雑誌で、しかも中村とうようさんにご紹介いただけて、うれしい限りです。

全国有名書店でどうぞお買い求めください。
また、近々、「田原書店外伝」からアマゾン経由で購入いただけるようにする予定です。



関連ページ:
タルバガン http://tarbagan.net/
野遠見 http://www.booxbox.com/works_b501w.htm
芸術新潮 http://book.shinchosha.co.jp/geishin/
田原書店外伝 http://booxbox.cocolog-nifty.com/tahara/

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June 01, 2006

等々力政彦・9日東京大学@駒場・共生のダイナミクス

 等々力政彦@タルバガンさんから、ご自身も出演する、面白そうなオープンセミナーの案内メールが届きました。
 場所は、駒場の東京大学大学院。入場無料。
 なかなか普段行く場所でもないし、演奏家としてだけではなく研究者としての等々力政彦さんのを見ることができるかもしれません。
 東京近辺の方は是非!

  

 等々力さんからのメールを転載します。

今度の6月8日-9日、東京で肩の凝らないオープンセミナーをやります。
入場無料。
6月9日には日本の複雑系研究を代表する東大の金子邦彦先生とガチンコです。
僕はトゥバの音楽と生物の話の両方をしますし、歌う予定です。
でもライブと違って、こういう発表って変に緊張するんですよねえ・・・。
興味のある方はどうぞお越し下さい。

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東京大学大学院情報学環(駒場)主催

「地域環境学の構想~楽して楽しく儲かる環境保全をめざして」


このシンポジウムでは、苦しくない形で環境を保全する仕組みを求めて「楽闘」を続ける勇者たちが集います。堅苦しく、報告を拝聴するのではなく、ワイワイと議論しながら、各人の活動と思索を紹介していただくやわらかな形式といたします。


微生物学者にしてシベリアの喉歌歌手である等々力さんと、スペイン語教師にして弾き語り歌手の千葉さんの歌合戦を随所にさしはさみながら、21世紀型の知的興奮を巻き起こしつつ、人類が生き延びるための智恵を探ります。


場所:東大駒場キャンパス 18号館ホール


プログラム

6月8日

2時開始

 安冨歩(情報学環助教授) あいさつ


 佐藤哲(長野大学教授・情報学環客員教授)
  「地域環境学の構想~環境問題の解決に貢献する実践科学を求めて」(1時間)


 飯島博(アサザ基金代表理事)
  「里山からの変革~アサザプロジェクトの歴史」(1時間)


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五限目は別の授業で18号館ホールを使うので、
このあたりで 12号館1213教室に移動
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横山和成(北海道農業研究センター主任研究員)

藤森博之(有限会社DGC総合研究所社長)

「未来の農業を今やりたい~十勝サイバーファーマーの挑戦」(1時間)


安冨歩司会でディスカッサントとともに総合討論




6月9日(終日18号館ホール)


11時開始

 深尾葉子(大阪外国語大学助教授)
  「黄砂発生の社会的機構~黄土高原の村」(1時間半)


 昼食


 矢原徹一(九州大学大学院理学研究院教授)
  「九州大吟醸~大学が里山を守る」(1時間)


安冨歩司会でディスカッサントとともに総合討論

 ディスカッサント
  福井康太(大阪大学法学研究科助教授、法社会学)
  千葉泉(大阪外国語大学助教授、チリ社会史、弾き語り歌手)
  等々力政彦(トゥバ民族音楽演奏家)  
  本郷和人(東京大学情報学環助教授、日本中世史)
  中尾彰宏(東京大学情報学環助教授、広域分散システム)
  坂本毅(環境ビジネス経営者、大阪外国語大学非常勤講師)


このシンポジウムとは別に、これに続いて以下の研究会を開きます。ご興味のある方は、ご参加ください。


4時から18号館ホール
 「対話による複雑系研究会(4)」

昨年度、三回にわたって対話による複雑系研究会を行なってまいりました。
本年度最初の研究会は、「共生とは何か」というテーマで議論をおこないたいと思います。

今回の対話者は、複雑系科学の指導者の地位を占める物理学者金子邦彦氏と、トゥバ民族音楽演奏家でありながら、微生物学者でもある等々力政彦氏です。

金子さんには、数理科学の側面から、共生という現象を可能にするうえで不可欠な生物の可塑性について論じていただき、等々力さんには、シャーレのなかにおける、大腸菌と粘菌という捕食者・被捕食者が、ある状態で暮らしているうちに、いつしか共生関係にはいり、やがてお互いなしには生きられないまでになる、という実験室での進化過程を話していただいた上で、共生を理解するための科学的枠組みを探求いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。


 「共生のダイナミクス」
  司会 安冨歩
  等々力政彦(実験共生系)
  金子邦彦(生物可塑性の数理的理解に向けて)

 等々力政彦:http://tarbagan.net/fotj/

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