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カフェ・ダイマ

 10月31日。

 札幌「カフェダイマ」で、小松崎健さん、福井岳郎さんと、3人でライブ。

 ライブの前に健さんちで、打ち合わせ。
 私が、ライブ進行の仕方に、いいアイデアを思いつく。しかし岳さんによって、あえなく却下。こんど、もっと練習時間のあるとき、やりたいなあ。

 打ち合わせもそうそうに、操さんの美味しいカレーをご馳走になる!岳さんとともに、おかわりまでした。ごはんも美味しいんだよなあ、健さんとこ。
 ごちそうさまでした!

 カレーを食べながら、珍しくも面白い音楽を聞かされる。ケッサク。韓国の演歌(?)とか、いろいろ。「ありまりあ」さんのCDでは、ありまりあさんと操さんのハモる歌声! なんかとっても、ゆる~い感じが、すごくいい……。た、たまらん……って感じ。
 
 腹ごしらえもすみ、カフェダイマへ。
 岳さんが一生懸命セッティングをしているのを見守る、健&私。ダイマの久美子さん直美さん、それを眺め、
「B型の、こういうふたりといるとね~、O型でも働かざるをえないんだよねえ、世話係だよねえ、かいがいしいねえ」

 セットも終えるころ、楽器ケースを運ぼうとした岳さんが、通り道に置いてある簡易ストーブの上に座りそうな体勢になった。危ない、尻がこげる……。
 ということで、今まで、とりあえずのユニット名「さくさく」だったこの三人、健さんの思いつきで「シリコゲル」(乾燥剤シリカゲルに似ている)にしようか、と盛り上がる。

 その少しあと、店の外に張り出す「本日のライブ」の紙に、文字を書き込みながら、久美子さん、叫ぶ。
「ねえちょっと! グループ名「さくさく」でいいの? なんだっけ?「ケツ アブル」だった?」

 そうこうしているうちに、mayさんが来てくれる。小さいおしゃれな花束をもらった。とってもうれしかった!お花をもらうって、どうしてこんなにうれしいのだろう。mayさん、ありがとうございました。

 くつろぎながら、ゆったりと、演奏ができました。暖かくてとても良いお店、ダイマでありました。

 演奏後は、楽しいおしゃべりのひとときと、健さんのダルシマー教室。みんな触ってみたくなるよなあ。私も教わりました。健さんと連弾(?)。私は2音しか鳴らしてないのに、まるで自分がじょうずになった気分。シアワセ感。

 そして、はじめて、カンテレ奏者の、あらひろこさんにお会いできた! 素敵な方でした!

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録音の日々~小鳥が飛んだ

 10月16日~21日・レコーディングの記。

 10月16日----------

 録音1日目。札幌

 岡田浩安さん指揮のもと、
 札幌は石山の高橋卓二さんのスタジオで、昼から録音開始。

 瀬尾くん、やっぱり素晴らしい。打たれた。笑った。
 録音したのは「鳥」「君と月のステップ」「ふたつの小鳥」
 急きょ予定外の一曲「星の舟」にもベースに入ってもらうことになり、即興的なベースと歌った。おもしろかった。ぞくぞく。
 ……瀬尾くんの写真を撮るのを忘れた!ち!
 
 夜中2時、この日の録音を終え、岡田&ブックスボックス田原&私のハラペコ3人、吉野家で豚丼を食べる。
 常宿会館に帰り、眠ったのは3時過ぎ。明日は朝9時のヒコーキだ。7時前には起きなければならん、絶対に乗り遅れるわけにはいかん……。そう思うと熟睡できずじまい。

  10月17日----------

 録音2日目・札幌→東京

 東京へ向かう。
 空港で岡田と再会(昨日会ってるってば)。
 「……顔色、悪いね」と岡田。
 「あ、白い? へへ」と私。
 「うん。嵯峨さんみたい」
 「あー、嵯峨さん、けっこう疲れてるよねえ」
 などという、かなりぼんやりとした、嵯峨治彦さんにまつわる会話などしながら移動。目下のところ、多忙な馬頭琴奏者の嵯峨さんの録音が間に合うのか?というハラハラをかかえている。

 東京は東村山山本恭久さんのスタジオに到着!
 
 遠いところからようこそー、と、おちゃめなメガネをかけた山本さん。彼はパーカッショニストで、レコーディングエンジニアであり、自分のレーベルを持つ音楽プロデューサでもある。
 「……東京かあ……」と私がつぶやくと、
 「いや、ここ、東京じゃないから」と山本さん。「西東京。いわゆる埼玉地区。いやいやー、東京を越えて、よくぞここまで」と冗談を放つ。

 べーシストで役者さんの田原キヨさんとも対面。フレットレスベースの心地よい響き。とっても良い笑顔のひと。ぜったい、いいひと。後で岡田サンいわく。「彼、いい男、ビジュアルばっちり。あ、写真とらなかったの?」ああ、しまった、またしても写真、撮り損ねた、ち。

 ピアニストでソングライターで歌い手の、ECOさんとも会う。彼女のやわらかい話し方とその顔立ち、知人によく似ている。ECOさんはカスピ海ヨーグルトを食べていた。その感じも、よく似ている。

 「遠い国」の仮歌とオケの録音。
 ああ、みんな、プロだ。譜面読んでる。間違えない。
 私は睡眠不足と移動がたたって、もうへろへろ。全身にトリハダが立つくらい疲れていて、はじめて伺ったおうち(スタジオ)なのに、いきなり、ごろごろしていた。ごろごろしていると頭のてっぺんの方角から「遠い国」の演奏が聞こえて実に気持ち良く、どこか果てしない遠い国に行ってしまいそうだった。ああ、なんてリアルな創作の場、録音進行だろう。(おいおい……)

 本気で倒れそうなので、申し訳ないがホテルに戻って3時間、眠る。
 爆睡後、ホテル近くの居酒屋で、山本さん岡田サンと、おそい晩ごはん。

 10月18日----------

 この日は録音ナシ。オフなのだ。

 昼おそく、てくてくと散歩しながら、山本スタジオへ。
 写真は、途中で渡る橋の上から撮ったもの。

 部屋に入ってゆくと、
 「犬伏です!」と明るく元気よく、真正面顔で迎えてくれたのは、おお、犬伏青畝ホセくん! 今まで、彼のギターの音とは一緒に歌っていたけど、本人の顔を見るのは、はじめまして! そうか、そんな顔してたのか。なかなかどうしてサワヤカな青年ではないか!熱い握手。「ホセくん!よろしく!」
 ホセくん山本さんと、わーわー言っていると、
「……よかった。いつものテンションに戻ってる」と、ぼそり、岡田、笑う。
 昨日は、自分、やはり、相当、おとなしかったようだ。

 昨日できあがった「ふたつの小鳥」の仮歌入りオケを聴く。
 こ、これは……なまらイイっす!(瀬尾高志ふう)いや、ほんとおに、いい。山本さんのパーカッション、瀬尾くんのウッドベース、ホセくんのギター、そして!岡田さんのサンポーニャに涙が出る。二羽の小鳥がほんとうにほんとうに飛んでいる、いろいろな風景の中を、風に乗って。ああ、信じられない!この曲を作ったときに思い描いた風景がはっきりと鮮明に、カタチになって、今、ここにある。(いや、それ以上だ)岡田サンって、改めてすごい。それに、私を、理解している。

 夕方、知人に会いに南青山へ。久しぶりの人。会えてほんとうに良かった!

 夜9時ごろ、南青山を出て四谷へ向かう。四谷のライブハウス「メビウス」に岡田サンたちのライブを聴きに。道に迷い、たどり着けないかと思った……。メビウスは地下だから携帯は通じないし、しかも、岡田サンが教えてくれたメビウスの電話番号は「オカケニナッタデンワバンゴーハ、ゲンザイ……」間違えてるときた!岡田くんてば。
 「遅かったですねー。ナンパかなんかされてましたあ?」と、ホセ。
 ……あまりの都会にちょっと迷ってただけさ、ふ。

 真夜中近く、久米川の宿に戻り着く。ミルク系缶コーヒーを買って。

 10月19日----------

 朝から雨ふり。台風が近づいている。
 今日はホセくんのギター録音。

 昼、保谷駅で、ホセくん岡田さんと待ち合わせて、蕎麦を食べてから、録音。夕方、終了。ホセくんはバイトへ、岡田サンは横浜へ。
 私は、宿の近くのSEIYUで食料を買い込み、宿に戻り、明日からの歌どりに備え、部屋で歌の練習。
 ひさしぶりにテレビを見る。「北海道の野生の花」というような番組をやっていて、ああ我くに(北海道)の野生や風や空は、ほんとうになんていいのだろう、と、心からそう思い、自分の体がその風景に溶け込むような感覚に、しばしひたっていた。

 10月20日----------

 昼から、歌の録音。 
 札幌から着いたブックスボックス田原も合流。
 外は大雨。台風が近い。夜ごはんを食べに行った定食屋で、ニュースを見る。水びたし!

 「いつかふたりで」という楽曲の歌詞について、山本さん、妙に興味を持って、つっこんだ質問を(しかもしつこく)してきて、笑った。興味を持ってもらえたことが、とってもうれしかった。

 4曲、録音終了。
 「明日のために、もう帰りなさい」
 と、いうことだそうで。はいぃ。夜11時すぎ、私は宿へ戻る。残ったみんなは細かいパート部分の録音などを続けていた。
 宿で充電中の携帯電話に、田原から、明日の予定変更の連絡。
 電話に出たとたん「はやく寝なさい」だって。はいぃ。

 10月21日----------
 
 昼から、歌の録音開始。今日録音の予定は5曲。
 ちゃくちゃくと、進む。

 夕方、山本スタジオの外(5階)で休憩をしながら、富士山と、まぶしい橙色の落ちかけた太陽を眺める。

 6時ころ、アコーディオン奏者のロケット・マツさん登場!

 その名前からして、どんなごついレスラーが来るのだろうと思っていたら、まったくなんて柔らかい表情。なんてやさしい空気を持つ方。そして、感動。マツさんの音「一緒にうたって」いる!
 いったいなんだこれは……札幌の瀬尾くんのベースと、マツさんのアコーディオンと、歌、ウソみたいに絡み合って、新しい不思議な世界が、ここで生まれようとしている……。ウソみたいに、みんながそれぞれ歌っていて、なのにぶつからずに、ありのままで、溶けあっていく。
 何気ないのに、出来上がってみたら、いろいろなことを満たしてしまっている。フラクタルとか、命の起源のようなものまでもを感じてしまった。
 マツさんって、いったい、誰?

 マツさん参加の3曲をとり終え、握手をして、見送り、一同は食事をしに行く。今さっきのマツさんへの感動をしゃべりまくる私。
 「もー、鼻息荒い!」と山本さん。
 「よかったよかった、好きだと思ったんだー。大正解だった」と岡田。

 スタジオに戻り、録音再会。真夜中過ぎ、全曲終了。
 しかし、一曲、どうしても、とり直したい曲があった。
 歌い直した。
 体力も限界に近いこともあり、頭の中は、その曲の中へとトリップしていった。全身が、完全に、いつも犬の散歩に行っている自分の家の近くの浜に立っていた。気持ちのいい風が吹き、カモメが飛んでいるその空には、死んだじいちゃんや、大好きだった叔母が見えた、感じた。
 無理を言ったが、最後にとり直せてもらって、ほんとうによかった。やったぞ、やれたんだ、という思いが、胸に満たされて、とり終えたあと、ひとり外に出て深呼吸すると、泣けてきた(が、半泣きあたりで我慢した)。
 中に戻ると、岡田サンが同じような思いでいるということが解かったし、みんなもそれを感じていることが、なんとなく解かった。

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瀬尾くん

さて~!レコーディング週間のはじまりだあ!

 札幌「旧まるバ会館」にて、ウッドベースの瀬尾高志さんと、岡田浩安さんと、明日の録音のための音合わせ。
 最近、風邪菌(?)が歯から入って高熱でたいへんなことになっていた瀬尾くん、……サイコー!まったく、なんていいんだろう。楽しくて気さくで熱くてありのままで、自分の音を持った想像力あふれるベーシストで。後で、岡田サンも同感だと言った。うん、いい!
 練習のあと、長い雑談。
 瀬尾&岡田は、私には通じない星のコトバで話している、すげえ、このふたり、まったくまったく「通じて」る!

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チョノール

札幌「ジャック」にてチョノールに初参加!
チョノールとは、アイルランドの音楽の楽しみ方(場)で、アイルランドに伝わる音楽をフィドル(バイオリン)やいろんな楽器を使ってみんなで音を合わせて楽しみます。

先生はハードトゥファインド小松崎操さんと小松崎健さん。
ああああ、バイオリン!もっと弾けるようになりたい。
初チョノール体験、たのしかったー。

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 「顔」。

 11月2、3、4「三人寄れば寅の穴!展」のために作った。これはバッジになる予定。
 寅の穴展の詳細は http://www14.plala.or.jp/mihhow/ あたりから。
 お待ちしてます!
 
 山葡萄、その後。

 葉も色づいてきている。 
 霜が降りてから収穫しよう。

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誰か

 急に、誰かが心配になる。
 誰か、とは、決まった特定の誰かではない。
 とにかく誰か(友人)の安否が気になって、
 その人がちゃんと生きているか、確認してみたりする。
 みんな、ちゃんと生きていて、働いてたりしていて、元気だ。
 
 根拠のない、漠然とした、不安、のような?
 とにかく、みんな、長生きしてほしいなあ、と思う!


 

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なんにもしない

 現在、夕方の6時。
 今日はなんにもしなかった。
 今からもなんにもする気がおきないので、
 夜もなんにもしないでいようと思う。

 そうだなあ、写真は、なにかのせておこう。

 私はホスタ(ギボウシ)のコレクターである。

 この葉っぱ、きれいでしょ。

 で、こっちは、8月某日、
 富菜久美子(馬の調教師・23歳)が、
「草刈りまーす!」と、ココロ優しく張り切ってくれたとき、彼女に丸ぼうずにされた「ホスタ フランシスウィリアムス」。

 これは特に育ちが悪かったので熱く見守っていた逸品なのであるが、若き馬の調教師には、ただのデカイ草にしか見えなかったようである。

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女たち

 今日は、私の、一番古くからの友人とその娘が、室間から遊びに来た。
 うちの庭(垣根(?))の外で、栗ひろい。
 彼女(こいちゃん)と私は、幼稚園のときからの友達。
 今、彼女は、女手ひとつで娘(小学1年)を育てている。


 
 栗ひろいのあと、海へ行き、今度は貝殻ひろい。
 犬と一緒の車に乗りたいというチビ姫の希望で、私の車に乗せて移動していたのだが、その間ずっとずっとしゃべり続けている。で、現在「意中の男子」のことまで教えてもらった。
「ううむ、そういうチョロ助な男は、やめといたほうがいいぞ」
 と、指導してやったが、
「でもさあ、おもしろいんだよなあ」
 と、チビ姫、のたまう。ま、その気持ちも、解かる。

 低速度運転の白い軽自動車二台、のろのろと、店(「天空」)に到着。ストーブに火を入れ、チャイで休憩。
 夕方、またね~! と彼女らを見送り、私は店のかたずけ。

 桜井知津子さんが来た。
 彼女は、ほんとうに、素晴らしい人物。まったく、改めて感動する。
 重度の障害者が暮らす家(施設ではない)を作ろうとしていて、その決意はハンパじゃない。その生き方はポーズではない、……というより、全ての面にポーズがない。
 その家ができれば北海道でははじめての「家」になるだろう、という。

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真実の愛?

 イカ墨練りこみ乾燥パスタ(イタリア製)で作った、パスタ。イカとブロッコリー使用。
 5年も前の乾燥パスタ、ちゃんと食えた。乾燥食品って、えらい。っちゅうか、怖い?

 夕方、知人からの電話で本日が何曜日かを知り「天空」へ。ひさしぶりの出勤、営業。
 店にいると、札幌から、気功師のKさんがひょっこりやって来た!すごい。店はめったに開けていないのに、そのときにやって来るとは。まったく確率の低い賭けである。さすが気功師。(Kさんはお仕事で伊達に来たので別に天空に来ることに賭けていたわけではない)

 やがて電話をくれたY子がやってきて、怒涛のごとく、この一週間に起きた恋の山谷とその本能的葛藤を、叫ぶ。傑作。なんてかわいいヘンタイなんだ、君は!こんな愛すべき女の子に迫られている久保(いきなり実名)、あんたには、もったいない、が、まあ、しょうがない、久保、マジにじっくり考えろ。腰を引いてる場合じゃない。

 と、それを聞いていた気功師、自分の淡い恋物語を語って聞かせてくれる。せつないなあ、まったく、涙がでちゃうよなあ。

 やがて、真実の愛とは……、というような話になる。

「横にいたから」という理由で恋をするのは、ホントウのことか? たまたま「横にいた」というのは、それはそれでスゴイことだが、じゃあ、横にいたのが彼(彼女)でなくても誰でもいいのか?……もしかしたら他の人でもいいのかもしれない、が、いたのは彼(彼女)なのだ。

 では、たまたま横にいる、と思っている彼(彼女)が、実は何年もの計画の上に「そこにいる」としたら、それはどういうことだ?(これについては「それって、かなり本気」という結論に。だから、本気に免じて、いい(?)、ということに)

 そうこうしているうちに、久保が来た!
 おもしろすぎ。
「久保さん、私なんて、柳瀬さんと久保さんが、今、会ってるんじゃないかって、シットしたりしてるんだからね!」と、Y子。
「会ってない会ってない、こんなやつ!」と、私と久保、お互いを示し、即座に否定。
「久保さん、したいなら結婚して!」とY子。
「久保、したいなら聖書くらい読め!」と私。

 久保ちゃんは、お菓子屋のあととりで、ベーシストです。
 Y子は、絵描きで、クリスチャンです。
 Kさんは、札幌円山で男たちと共同生活している気功師です。
 私は、天空の店長で、小説家です。
 ああ、みんな、ちょっと、うさんくさい。

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