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フィドル・大雪・大福

 11月29日

 夕方から、ティンクナスタジオで、福井岳郎さん岡田浩安さんと、こんどのライブの練習。
 (12月11日、昼2時から伊達カルチャーセンターで、夜7時からは伊達「天空劇場」でライブです。メンバーはもうひとり伊達在住ウッドベースの久保武士くんも一緒です。ぜひ、いらしてください)

 にしても札幌。彼女ってば、いきなりまったくすごい雪だ。(お……「札幌」は女性なのか?)ふかふかと積もってる。
 練習を終え、夜9時、RINKAのライブを聴きにジッピーホールへ。
 RINNKAの小松崎操さんのフィドルと、さんのブズーキ&ギター。外は真冬なのに、春の花と、蜜蜂。そんな光景が頭の中に見え、やわらかい気持ちになった……。すてきだ、操さん。それに、ああ、バイオリンではない、フィドルの音色を、自分の耳、初めてほんとうに聴けたような気がした。それはバイオリンとはベツモノで……。
 演奏が終わったあと、まだ、その春の花園でぼんやりしていると、ものすごい素早い動きの片付けがはじまった。おどろきながら「撤収、はやすぎる!」とウケていると、小松崎健さん、ちゃっちゃと椅子をたたみながら横目で「そうだよ!余韻にひたってる暇なんかないんだよ、わはは!」

 「ジャック」へ移動して、打ち上げ。操さんのいれた、おいしいアイリッシュコーヒー!(でも私はノンアルコール)ああ、温まる、ほかほか。楽しいおしゃべり。
 おとついの「BRIDGE」でのコンサートの話を、星さんと。
 「いやあ、あの中でのトップバッター……すごいなあと思った、私なら、できなくなってた」
 と私が言うと、星さん、
 「そうなんだよ、あんなコンサートだと思ってなくてさー、けっこう緊張した……」
 ああ、星さんもそうだったのか。私も緊張する体質なので、親近感。

 一方、
 「こうやって飲んでて、みんな次々帰っていって、ふと気づいたら、ひとりだったりするんだよなあ」
 と、ジャック店主の高倉ヨンさま。 それは言葉の上のハナシではなく、まさに、ほんとうに、そのとき「ふと気づく」高倉さまなのだろうなあ、と、想像できて、おかしくてたまらない。
 で、今だになぜ健さんがそう思うのか解からないのだが、健さん、またも、こう言う。
 「高倉とみほっほうさんが喋っているところをずっと見ていたい」
 理由はわからないが、なんだか光栄……?

 とまあそんなこんなで、この日、高倉さんが、いつふと気づいたかはわからないが、ジャックを出て、完全に定員オーバーぎゅうぎゅうの岡田さんの車で健さん宅へ。この日は泊めてもらうことをお願いしてあった。
 健さんちに着いてからもおしゃべりしていて、眠ったのは朝方4時。血圧200は越えてると思う、と、健さん。血圧上げてしまってごめん(笑)。
 ところで、操さんの「言葉」だが、そこには、重みがある、と実感。なぜだか「先生」と呼びたくなる。……そうなのだ、たぶん操さんは先生なんだ!

 数日前に「ドン・ロス」(ギタリスト)が眠ったという、その部屋で眠りについた!


 11月30日

 外は、積もった雪が溶けかけている。
 昨晩お世話になったハンマーダルシマー奏者の小松崎健さんがDJをつとめるラジオ番組「アイ・アム・ダルシマン」に出させてもらうために「さっぽろ村ラジオ」局へ。
 もうすぐ出来上がる予定のCD「ふたつの小鳥」の中から6曲をかけてもらった。
 曲の合間のおしゃべり(オンエア中)に、
 「鳥って、ひとつふたつって数えるんだよね。カラスとか」
 と、健さん。
 「へ……?」
 「だって、かーわいーい、なーなーつの子があるからよー♪って歌があるでしょ」
 と! おどろくべきことを告げる!
 うわあ、ほんとだ!いやあ、びっくりしたあ、今まで気づいてなかったっ。

 いろいろ、つくづく、心から、健さんに出会えてよかった、と思った2日間でした。

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「BRIDGE」で

 11月28日

 狸小路ニコー劇場あとを利用したホール「BRIDGE」(いい場所だ!)での、新潟中越地震支援チャリティーライブに、参加させていただきました。参加できたこと自体に思うこともあり、嬉しかった、そういう素晴らしいものでした。今川由規さん、PETAさん、白幡さん、ありがとうございました。
 私は、スズエ田スズエ吉田ユウ子岡田浩安、という4人のユニットで3曲ほど歌わせてもらいました。

 その楽屋に入ると、壁ぎわに、ぎっちりと並んだギターケースの群れ。思わず、私、自分のギターをその端に置きながら、
 「……帰りは、別のギター持って帰ろうかな!ケースだけでも確実に私のより、イイよね」
 すると岡田サン、
 「扇柳さんのギター、すごくいいよ」
 「でもトールさんのだと、すぐバレるから使えないもんなあ」
 このコンサートの主催者の一人であるPETA(ペータ)さんとはもう20年近くの友人。彼のギターが100万円だという話を聞き、
 「そうか、ペータさんのギターでもいい」「いいね」「でも他の人のだって、どれもかなりいいギターだよね」「でもやっぱり使い慣れた自分のギターがいいかな」という、きちんと音楽やってるヒトの言葉もあったりして。(みんなきちんとやってるってば!)(……えっと、私もね)

 全4時間を越えるだろうという長丁場のコンサートがはじまる。
 演奏者は16組。その中には鈴木幸男さん、稲村一志さん、鈴木一平さん、など名のある方々も含まれる。
 トップバッターは「星一徹」。(扇柳トール(徹)さん&星直樹さん)
 すごい、さすがだ、見ている私は、見ているだけなのにそのプレッシャーに心臓がばっくばく。おふたりは淡々とうつくしい音楽を奏でている!
 この「星一徹」という笑えるユニット名にだまされて「楽しみ、笑わせる」つもりの演奏を考えていたのだが……。客席後ろの暗がりでスズエと私、顔を見合わせて、真顔で耳打ちしあう。
「こりゃあやばい。マジにやらねば。考え直そう」

 10日ほど前、スズエちゃんと電話でこんなことを話した、という経緯もある。
 私「曲、なにやろうか? 戸川純、一曲混ぜようか? ほら、こないだやったやつ」
 ス「え、でも、チャリティーだよ。あれって、歌詞、まずくない?」
 私「まずい? 大丈夫だよ! たぶん、くだけた感じのコンサートだし。だって「星一徹」だよ~、わははは」
 電話を切った3時間後、ふと、その歌詞を確認してみる。戸川純「さよならをおしえて」(inアルバム「好き好き大好き」)
 そして、あわててスズエマニエルに電話をし直す。
 「ごねん、やっぱりダメだ、シャレにならない!」
 「でしょーっ!」と、スズエ、笑う。

 トールさんらのステージや何組かの演奏を聴いたあと、4人で、最後の打ち合わせを、ということで急ぎ会場近くのカラオケ店へ。私たちの出番はかなり遅い時間。
 岡田&ユウ子のトロ夫妻、すでにとっくにその状況を予想していて、ふたりして真面目な構成の楽曲と楽器を考えて来ていたのだった!
「みほっほうさん、ギター弾かなくていいから。それで……」
「ハイ」
 と、殊勝に、私とスズエ。それでもすぐにふざける私とスズエ。カラオケ屋ではソフトドリンクが飲み放題だった。
「ペットボトル持ってくれば良かったー。あ、リアルゴールドのお代わりをお持ちします!」
 と、スズエ、岡田サンにサービス。
 コップで黄色いリアルゴールド、しかも飲み放題!これはこのカラオケ屋のウリになるだろう。と、そんなことにヨロコびながらも、まじめにがんばった私とスズエ。そんなふたりと真面目にかかわってばっちりフォローしてくれた岡田&ユウ子さん。感謝ひとしお。

 出番あと、コンサート最後の盛り上がりを聴いていると、反対側の肩をつつかれ、反対側を見ずに(いや、ちょっと見てしまったかもしれない)、その人物の居るほうに、ちゃんと振り向くと、「どぅえりんこ。くすくす」と、トールさん。「おつかれさま!くすくす」と私。ギター、あたしに盗まれないようにね。

 白幡さんのお店「琉吉」で打ち上げ。佐々木幸男さんのLPを持って来てサインをお願いすればよかった、と思った。思えば、そのLPは、当時バイトしたお金で買ったもの。なんともかんとも、深い感慨が。

 夜中2時過ぎ、帰り支度。
 岡田さんは、妻ユウ子さんに、
 「え~、駅まで歩くのお? こっからタクシー乗ろうよ~」
 と、いわゆる「ボク、イヤだもん、ねえ、お願い」発言を繰り返す。
 ユウ子さんは、かなり酔っていると言いながらも相変わらず白くかわいらしい顔のままで、
 「え、でも、駅からタクシーに乗ったほうがいいよ」ときっぱり。
 そういう会話に笑いつつ、夫婦っていいなあ、と、しみじみ思う。私も気合い入れて探そうかなあ、二回目の夫(笑)。
 ふたりに手を振り、私は、PETAオモちゃんのタクシーに便乗させてもらって澄川へ帰宅。

 眠り前、3時ころ、ストーブの前で温まっていると、地震が。

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真夜中の小鳥

 11月23日

 夜中の2時すぎ、下記サイトの更新作業や画像作りなどをしていると、電話が鳴った。
 出ると、相手は、知らない女の子。こう言う。

 「もしもし……、あのう、そちら、どちらさまですか?」
 「……はい? ええと、どちらにおかけですか?」
 「あのう、この電話番号が書いてあるメールがきたんです」
 「え?」
 「なんか、お母さんが倒れたからって」
 「えっ……」
 「だから電話するようにって」
 「あ、いや、私はメールしてませんよ」
 「はあ、そうですか……、そちらにお子さん、いますか?」
 「いいえ、いません」
 「あ、そうですか……」

 と、このような。
 女の子は十代、まだ幼い声だった。


 海辺のラララ http://www14.plala.or.jp/mihhow/

 
 少し前、私がイラストをかかせていただいたサイト、オープンしてます。
 「hie-tori」(冷え取り)という、冷え性の人のためのサイトです。英語サイトですが、のぞいてみてね。こちらです。
 http://www.hietori.org
  Webmaster: Masayo Iwate(IwateM@aol.com):
  Web designer: Yuka Rinehart (http://www.e-earthborn.com/gallery/blog/)
  Illustrator: Miho Yanase(mihhow@topaz.plala.or.jp)
 ゆかちゃん(Yuka Rinehart)にはお世話になりっぱなし!「MAYA」のチラシでは彼女の写した風景写真を使わせてもらい、CD「ふたつの小鳥」では彼女所有の私の絵の写真撮影をお願いしました。感謝、感謝。

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ふたつの仕事

 11月22日

 天気がいい! 晴れてよかった。まぶしいくらいだ。 
 予定通り、今日はペンキを持って、伊達の駅前の「かりん」という喫茶店の壁の「商店街地図」を修正しに行った。
 もう店をたたんだお店や、新しくはじめたお店、塗りつぶしたり、描き加えたり。ついでにちょっと絵も入れたりして。
 そうしていると、高級な新品車が近くで止まり、後ろから、
 「お、やってるねえ!」
 見ると、この界隈での貧乏度で私と1、2を争うライバルの加賀谷独志
 「……! な、な、なに、そのクルマ!」と、私、筆を振る。
 「ふふふふ、新車!」にやにや。
 「……う、うそだ」
 「ははは、届けもの、ぼくんじゃない」
 というわけで、そのあと、もう一度通りかかった彼のクルマは、いつもの白い軽ワゴンであった。
 学校帰りの小学生たちがやたら集まってきて、おしゃべりしながらずっと私の作業を見ている。

 ペンキ塗りのお仕事、完了。

 そのあと、「商店街マップ本」編集の打ち合わせに、喫茶「パル」へ。その本の挿絵を「パル」の店主ガンちゃんが、そして私は文章を。
 依頼主のM田さんは、
 「今年中に、なんとか完成させたい」と言う。
 詳しい内容を聞いた私とガンちゃん、ガーンと青くなる。
 「この内容の本で、今年中は……きつい!」
 私、めったにそんなこと言わないが、言いました。
 「マジ、きついっすよ!」(瀬尾ふう)
 50~60店舗以上を取材して、各店について400字の文章を書かなければならない。しかも、単純な紹介ではなく「店主の人間的おもしろみ」を「なにげなく」書いてほしい、と言う。その他にもいろいろとこだわりがあるようで、そういう文章を書くには……この店たち(病院とか郵便局、スナックなども含まれている)の店主との、ある程度の親睦が必要で。
 
 それを今年中に? 12月は他の予定もけっこうありそうだ。 
 どうすりゃいいんだ。
 50件でのコーヒー代だって、単純に計算したって……あう! 赤字になってしまう。このままでは確実に貧乏度で独志ちゃんに勝ってしまうではないか。1位?(ちょっといいかも)(よくないよくない)

 M田さんが去ったあと、
 「……考えただけで、頭がキーンとする」と私が言うと、
 「大丈夫だって。まず5件ぶんくらい作って、見せとこうよ。あとは、今年中なんて、無理なんだからさ、ま、おいおい」と、ガンちゃん。
 というわけで、まず今月中(26日まで)に、5件分の原稿を書く、ということに。

 そんなわけもあり、楽しみにしていた25日の八島美穂さん企画のインディーズ映画上映会(プリビィ・夕6時半から)に行くのは断念して、札幌行きは27日からにした。

 でも、お仕事ありがとうMさん。いつもお世話になっています、いや、ほんとに。できれば経費よろしくお願いしたいっす。

 ……さ、やろ! ケーセラーセラァー♪

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現代のキノコ

 11月17日

 今日は久しぶりにテレビをつけた。
 野村萬斎の、
 「……エリィンギィーッ!」
 に、かなり笑った。

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残響(こだま)の世界

 11月16日。

 この数日、作りつづけていた「MAYA」コンサートのチラシ、印刷屋さんとのやりとりで色々なことを学びつつ、入稿開始(データ送信開始)したのが、本日、朝の9時すこし前。(昨日から寝ていない)
 前日の実験で、10MBのデータを送るには、私のアナログな回線では1時間かかるとわかっていたので、圧縮しても30MBある入稿データは、送り着くまでに3時間はかかるだろう……、ということで、昼までに到着させたいその重い奴を、9時前から送信。
 うわあ、さすがに眠い、くらくらする、つぶやきつつ、むさぼるようにふとんにもぐりこむ。アナログくんが働いている間の3時間、眠ろう。

 夢の中、さまざまな音のこだまが聴こえる水色の空間にさまよっている自分がいた。こだまは鳴り止まない。まるで「真昼の月」(in柳瀬CD)のような……ん……あ? そ、そうか電話の音だ、これは!
 飛び起きる。その世界とはほど遠く沖縄音階でからっと陽気に鳴り続けている携帯電話。
 「はい!もひもひ!」
 言いながらもロレツがまわらないし、腰が立たない、というのはこういうことか、足腰が重くて上手く立てずぐらりと傾き、引力ひしと感じながらどうにか転ばず歩を進め、時計を見ると、正午の5分前。

 「はい?」
 パソコンを見ると、目的のデータ、なんと、まだ、送信中だった。

 文字の間違えをみつけた「MAYA」の岡田サン(お仕事をありがとう(T-T))からも連絡が入り。と、なんだかんだで、その後も修正作業を続け、データのさらなる軽減のしかたも印刷屋さんから習い(親切だ……「激安オフセット印刷wave」の川端さん!)、午後3時ころ、修正原稿、再送完了!
 私「で、が、画像、どうですか?」印刷に対応できるように調整できてますか?
 印刷屋の川端、滋賀県、パソで確認しながら、
 「ええと……これは、……ん! 素晴らしい、完璧です!」
 完璧です、という言葉のうれしいことったら!

 そのあと、夕方、倒れるようにまたふとんにもぐりこむが、妙な興奮状態で眠れず、それでも起きだす力はなく、またしても、遠くからなにかの残響音が聴こえる水色の中のような、おかしな世界にただよっている感覚でずっと。頭の中で重力感覚が完全におかしくなっているのが解かる。だからどうせだから半分はわざとに、夢想の世界。

 「残響」と「残業」は、似ている。

 で、その後、やっと真面目な(?)眠りに落ち。
 体力も戻り、夜の10時に目が覚めて、これを書いてる只今、朝方の4時。
 ま、いつもだってそうだけど、さらに、活動時間がぐるりとズレてしまったよ。どうやって戻そう? やっぱり、今すぐ、また寝るべきか?

 と、いうことで、
 SF作家で評論家の森下一仁氏も推薦! 何度も何度も聴いていると不思議な世界に行ける残響ちっくな歌やダルシマーの音「真昼の月」も入った、CD「ふたつの小鳥」12曲入り、予約受付開始しました!
 注文フォームはこちら。
 http://www.booxbox.com/order_401.htm
 または私にメールください。
 mihhow@topaz.plala.or.jp 
 では、おやすみなさい。(お、やっぱ、また寝るのか……?)
 

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ユッコ

 11月13日記

 しばらく書くことをさぼってしまった。
 と、いうか、なんだか鼻血がでそうな毎日で、日記は後回し状態が続いてしまいました。追って書いていきます。 
 (10/31札幌カフェダイマでライブ・11/2~「寅の穴展」in 投げ銭ライブ・11/6「コンペイライブ」7日以降、昨日12日までCD制作のもろもろ&「MAYA」フライヤ制作準備)

 さて、昨日、11月12日、
 CDジャケットのデザイン決定・入稿&CDマスタリング版入稿が終わった。
 と、いうことで、音楽の岡田さん、デザインの高橋さん、全体プロデュースの田原さん、まことにお疲れさまでした!
 夕方、その報告やら、最後まで続いた、メールや電話の応酬を終え、やっと気分的余裕が。
 夜10時前ころ友人のユッコ(数又裕子)から電話。「うまい梅干」をぜひ食べてほしい、渡したい、と、やさしいことを言う。で、梅干を受け取りに「天空」に行った。この日は天空の共同経営者(?)のヒトシちゃんとその友人たちも店を使うということで、一緒に飲もうと誘われていることもあった。
 天空に行くと、パーカッションのセッションがはじまっていた。ふと気づくとタダモノではない空気を持つ人物がひとり。あ!「ndana(んだな)」のマサトさんだ!おおお。今日は伊達でパーカッションのワークショップがあったという。なんだあ、行きたかったなあ。(でもきっと行けなかったなあ)

 「私、やなせさんに尽くそう!と思った」
 と語るユッコ。(話の流れ、略)
 と、いうわけで、彼女のくれた梅干は、ほんとうに美味しくて涙が出そうな昨日、今日。

 さて、明日、明後日は、フォルクローレユニットMAYAのチラシ作りのツメに入ります。これまた創作的で楽しい仕事である。16日の午前中までに入稿。よっしゃっ!

 ユッコが私の顔をじっと眺めて、言った。
 「……やなせさん、フル回転」
 私、その、コピーみたいな言葉にウケて、
 「いいねえ『やなせ、フル回転!』」

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寅穴に入るば!

 「三人寄れば寅の穴!展」の記。
 (11月2日~4日開催した、スズエちょびこ脇坂淳柳瀬美保、三人展)

 11月2日。寅穴展、初日。

 ところ狭しと並んだ作品群。というより、もともと場所が狭い。
 「誰も来ないねえ」と言いながら、まったりとしているところに、昼ころ、ウワサの「バッコンズ」のリーダー、タカハシさんが来る!
 うわあ、そうかあ、このヒトがバッコンズのリーダーかあ!
 みんな、まるで「もう客が来たって立たないもんね」という勢い(?)で座りこみ、コーヒー飲んだりカップラーメン食べたりしながら延々とおしゃべり。やたら大笑い。私は、話している途中で、以前、健さん(バッコンズのメンバーでもある)から聞いた話をふと思い出す。
 「……タイヤ、パンクしたまま、すごい状態で健さんちに来たヒトって……」
 「あ! そうそう、それ、おれ!」
 タカハシさんについての記憶(聞いた話)と、今、目の前にいる人物実像が一気にひとつながりとなる! そ、そうか! そのヒトかあ! 前知識(?)のせいか初めて会った気がしない。

 「前知識」は「豆知識」に、近い。

 夕方、6時近く、前記の小松崎健さん、福井岳郎さんが来て、今日の投げ銭ライブの準備。
 その後、ライブ時間めざして濃いキャラクターの人物たちが、ぞくぞくとやって来る。会場内の圧力が上がってゆく。酸素が薄い(いや、実際、ホントに薄かったと思う)。

 ライブの始まり。
 一番手は、スズエちゃんと私。
 ふたりで練習を積んできた(?)、戸川純のうた。スズエおもちゃのアンパンマンキーボードと、みほっほう懸命だが実力のないバイオリンが、ともに、うなる。というか、つぶやく?……あなオソロシヤ……素晴らしいんでないかい? このユニット。私はなにか新しいかがやきを、そこに見たのである!
 

 二番手にしてライブの山場、健さん岳さんの「ララバイ2004」登場。いつもながらに、ちょっとどこかデコボコした、熱いユニット。ふたりのテンションは違う(と、言われている)が、しかし息はぴったり。やっぱりプロは違うのだ……。
 そして最後に、私も混ぜてもらって歌った。
 すごい、投げ銭がいっぱいだああああ。
 ほんとに皆さま、ありがとうございました!

 ライブが終わっても、続きのように、持ち芸披露(?)が続く!
 マジシャンも登場! やんややんや。
 そして、あの、ありまじろうサンの歌も聞けた!♪金魚鉢に~金魚がいない~、と彼は歌う。「ありまは自分の気に入ったところでしか、決して歌わない」と聞いていたので、ここで歌ってる、ということだけでも、なんだか、じんわり嬉しかった……。

 11月3日と4日。

 寅穴展、2日目、昼ごはんは、スズエちゃん差し入れの煮込みうどん! これ、うま過ぎ! 鳥出汁。その鍋を囲んで、昼から夜まで。
 3日目は、スズエちゃんのホワイトシチューと、脇坂さんちのカレー。
 そのほか、いろいろ食べたなあ。明らかに、普段、家にいるときより、確実に体に栄養価が行き渡っている! スズエちゃん、皆さま、ごちそうさまー!
 
 1日目に加え、一緒に大笑いした人がいっぱい!
 色んな意味ですごすぎてどこまでもついて行きたくなった八島さん。次回の炊き出し&飲食販売(販売するのかい?)責任者に決まった(うちらが決めた)たのもしいmayさん。以前の二人展に続き二回目の来訪はチンドンのヤスオカさん。神宮で透明な光を目撃した陽気ですてきな勝美さん。そして会場の近所にお住まいで、時間についてのおどろくべき体験を聞かせてくれた女性の方!そして他にも!

 みなさま、ほんとうに、ありがとうございました。
 ほんと、つくづく、よく笑いました。楽しかった。
 今度は「謎の文字Tシャツの人々」「寅穴Ⅱ」「追分で、なんかやる(笑)」などなど、今回の来場者とともに、意味のないおバカなことを真面目に企画中です。ぐっふっふ。

 本気で今を生きることができれば、
 自然、未来になにかを残すことができる……
 そんな現実なら、いいのにな。

 今回の寅穴展の写真はスズエちゃんのサイトで見られます。
 http://www.chobico.com/news/toraana-naibu.html

 ※なお、この記事の「カテゴリ」には、深い意味はありません。ちょっとやってみたかっただけ。以後も、このブログ内の記事については、何にカテゴリされてようと、あまり気にしないでほしい。

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屈折

 11月1日。

 明日からの「寅の穴!展」(3人展)の準備。旧まるバ会館
 昼ころ、作品や工具をいっぱい持った脇坂さん、到着。会場内に壁やかざり棚をこしらえる。
 脇坂さんの木の作品、とってもあたたかい。私が持っていた「となりのトトロ」のサントラ版をかけてみたりする。んーん、宮崎&脇坂ワールド。

 あずけていたTシャツ作品(booxboxと一緒に企画中の手描きアート・オーガニックTシャツ)を持って、booxbox田原さんが来る。手伝ってくれそうなので、

 「えっと、灯油を買いに行きたいんだけど……」 と、ささやく(笑)と、
 「だからー?」
 と、つれなくされる。
 「……」
 「そんな回りくどい言い方しないで、買いに行くの手伝って、と言えばいいのに」

 だそうである。

 「えっと、灯油を買いに行きたいんだけど……」
 「あ、いいよ、行こう」

 と、他の人なら、屈折もなくすぐにそういう会話が成り立つだろうなあ、とも思ったが、やっぱり私の言い方のほうが屈折しているのだろうか? そのことに気づかされて、ちょっとおどろいた。……私が? 回りくどい? へえ……。

 ま、という具合いに、別の方向へ屈折しあいながらもとっても仲良く(ちょっと嘘)、灯油やもろもろ用事を足しに。田原どの、手伝ってくれてありがとう。

 田原さん、脇坂さん、ふたりともが帰り、私は自分の作品と、おじいさんが一昨日亡くなって準備に来れなくなったスズエ(ちょびこ)ちゃんの作品を、並べたり飾ったり。うん、なかなか全体がかわいくなったじゃないのお?ほほほ!
 一段落してから、明日の投げ銭ライブでスズエちゃんと一緒に演奏する戸川純の曲のバイオリン練習。けっこう真面目に1時間半。

 いいねえ、スズエちゃんと、戸川。
 私はこのふたりのファンである。

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